学校ブログ
青少年のための科学の祭典2023 福井大会@福井県児童科学館
青少年のための科学の祭典2023福井大会が令和5年11月11日土曜日、春江町の福井県児童科学館エンゼルランドにおいて開催されました。このイベントは子どもたちに科学の魅力や楽しさを感じてもらうために、理科や科学技術分野の観察・実験・工作を一同に集めて、来場者に体験してもらう催しで、中学校や高校、大学、団体などが計24ブースで出展しました。
森田中学校からは理科係など有志の生徒7名が運営スタッフとして参加しました。空気で遊ぼうというテーマのもと、「ミニ凧揚げ」理科実験工作ブースを出展しました。来場された親子の方々や他校の生徒の皆さんに凧の作り方や原理、凧揚げのしかたを丁寧に説明していました。参加した生徒の皆さんは「10秒間飛ばし続けられるか小さい子たちと競争しました。」「1人で30組の方に凧を作ってもらいました。」「凧揚げを楽しんでもらえる姿を見て嬉しかったです。」など感想を述べていました。
2年生 救命普及講習会
11月10日(金)、救命普及講習会が、2年生を対象に行われました。
福井中消防署から7人の救急救命士の方をお呼びしてお話、ご指導をいただきました。
まず、全体で一時救命処置の概要とやり方を説明してもらい、各クラスに分かれて、クラスに1~2名の救急救命士の方についてもらい、詳しいやり方を学びながら、一人ずつ心臓マッサージとAEDを、人形で実践していきました。
「酔っ払いが寝てるだけのこともあるから、はじめはちょっと顔を離して意識確認すること」や、「正常な呼吸をしていない場合は、心臓が止まる直前だから、呼吸がないものと同じように判断して救命処置を行うこと」など、教科書ではなかなか分からない情報も添えて教えてくださったので、生徒たちはみんな真剣に説明を聞いていました。
また、人形で心臓マッサージやAEDを使った生徒たちは「心臓マッサージは、思ったより力が必要で疲れる」「AEDはちゃんと音声で説明してくれるからわかりやすい」などと、実際にやってみて初めてわかった感想を、友達と話し合っていました。
いざというときのために、今日学んだことを覚えていてほしいですね。
1年生校外学習
10月26日(木)校外学習が行われました。
1年生はWell-beingのテーマのもとに自らが調べたいWellーbeingの指標に関して調べるために企業へ訪問インタビューに行きました。
総合の時間を使い、生徒自身で企業について調べ、行程表を立てインタビュー項目を考え当日に臨みました。
インタビュー内容はWellーbeingの指標に基づいたもので「ワークライフバランスを推進しようと思ったきっかけ」「男性だけでなく、女性も活躍するためにどう考えていますか?」「町の安全のためにしていることはなんですか?」などの質問項目を考えました。
福井県警、県庁、市役所から民間企業まで訪問に行き1日でたくさんの経験を積むことができました。
お昼ご飯は福井駅で生徒たちが立てた行程表に基づいてバーガーキングやサイゼリヤなどに食べに行きました。
校外学習後は校外学習についてのポスター作成をし、お礼状を作成し訪問した企業様へ送ります。
普段知ることができないお話を聞かせていただくことができ、貴重な一日となりました。
1年生 認知症サポート講座を受講しました
1年生は、九頭竜包括支援センターの方による認知症サポート講座を受講しました。
講座のタイトルは「認知症を知って自分のできることを考えよう」
森田地区では、小学校4年生と中学校1年生が受講していますが、1年生はコロナ禍の影響で初めての受講です。
本校の1年生、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでいるの割合は半分弱でした。森田地区は、老人の割合と認知症を患っている方の人数が多いそうです。
年をとることについて、今の自分と比べて考えました。覚えられない、忘れる、いつ、どこ、そして自分が誰か分からない、計画を立てて行動できない、新しいことができないといった症状があります。さらに、認知症と物忘れの違いについても知ることができました。
具体的に、道に迷っている老人の方を見かけたときの適切でないか変わり方をする寸劇を見て、講座を通して学んだことを生かして、どう声をかけたり接したりするとよかったかを班ごとに考えて、学年全体で共有しました。
家族だけでなく、地区の問題として、認知症の方の人権を大切にし、心の杖となるような、さりげなく自然とお手伝いができるサポーターになることが大切だと考えました。
校舎の周りにライトを設置しました
県PTA連合会の「安心・安全」事業推進助成金で、ソーラーパネル付きライトを6つ購入し、先日施設技師さんが設置してくれました。
学校が安全な場所になるように施設面での整備です。人などに反応して、ライトが付きます。ソーラーパネル付きなので、電池交換が不要です。
図書館へ行こう3~図書館リニューアル~
図書館の本の並びが新しくなりました。
本を探しやすくするために、福井市の図書館を参考に、ラベルを見直しし、並べ方を変えました。
カウンターの左横から、時計回りに、本の分類番号0から9へと本が並んでいます。本は、棚の、左の上から右下に向かって並べるルールがあります。本は、分類番号順、あいうえお順に整理されていて、とても探しやすくなりました。
分類番号1の哲学や宗教の本は、落ち着いて探したり見たりできる場所に配置。いろんな本に心が動くきっかけとなるように、同じ本の単行本と文庫本は分けずに同じ本棚に置くこと。小説とエッセイを同じ棚に置いて文学が出会う場にしたこと。などなど、学校司書の先生の思いが至るところに散らばっています。
分類番号9の(文学)の蔵書が多く、全国でも課題になっているそうです。本校でも全体の45%が文学なので、今後は文学以外の本を増やしていきたいと考えておられます。
本の整理をすると、何の本が足りないかが見えてくるそうです。本の整理を通して、みんなの学びが豊かになるように、知のバランスをはかってくれているように感じます。
学校図書の先生と私が読んでみたいと思った本も紹介します。
みなさん、図書館へ行こう!
3年生の授業の様子~体育の球技~
3年生の体育の授業は、バレーボールとハンドボールを選択して行っています。
授業を参観するのは2回目ですが、どのクラスも、とても上手です。バレーボールは、滑り込んでボールをつないだり、トスを上げてスパイクしたり、ハンドボールでは、パスをつないでシュートをしたりしていました。とても楽しそうでした。
3年生は今学力診断テストに向けて、本気で取り組んでいます。その中で、体育の授業は、体を動かして汗をかいたり声を出したりする体力づくりだけでなく、ストレス発散や一層勉強に集中する心づくりにつながるなと感じます。
これは、体育の授業の話ではないのですが、今日、校舎周りの安全点検をしていると、気付いた3年生の生徒さんが、「ありがとうございます!」と声を掛けてくれました。おかげでやる気がぐんぐんわいてきたし、とてもうれしかったです。
新校舎工事だより2
2年生校外学習~嶺南へ~
10月26日(木)、校外学習が行われました。
2年生は「Let's enjoy 嶺南 together!」のテーマのもと、敦賀市、美浜町、若狭町の嶺南地方へと行きました。
午前中は、敦賀きらめきみなと館にて、敦賀市役所新幹線誘客課の方のお話をいただきました。
敦賀市では、新幹線による観光客の誘致のため、新幹線開業が決まった10年以上前から、様々な取り組みを行っているというお話しをいただきました。また、様々なイベントも行っているが、それもすべて市役所主導ではなく、民間の方の企画であるということをで、官民一体となって取り組んでいることを学びました。
また、市役所の方から、「自分たちの街の魅力を言えるようにしておいてくださいね。」というお言葉をいただき、生徒たちは、森田のいいところや、おいしいお店について何を紹介しようかと考えていました。
午後からは、クラス別に美浜町や若狭町へ行きました。
1,5組は、美浜町エネルギー環境教育体験館「きいぱす」 に行き、電気エネルギーに関する事項を学んだり、発電体験をしたり、体重移動で操作する乗り物「インモーション」を体験したりしました。電気を多く使う電気製品は何かを考えたり、どうしたら節電になるかを教えてもらったりしました。
2,3,4組は、レインボーライン山頂公園に行きました。天気に恵まれ、非常に見晴らしが良く、三方五湖を一望することができました。ソファに寝そべってのんびりしたり、足湯を楽しんだりしました。
3組は、年縞博物館に行き、水月湖に眠る年縞についてのお話をお聞きしました。年縞から、世界各地の様々な出土品等の年代測定で「ものさし」となるということを聞いて、生徒たちは古代へ思いを馳せていました。
4組は、海浜自然センターに行きました。嶺南に生息する魚などを観察したり、ふれあいコーナーでウニやヒトデなどとふれあったりして、海の自然についても学ぶことができました。
それぞれのクラスで、充実した活動となりました。普段は体験できない嶺南の自然を味わい、生徒たちも全員満足していました。
1年生理科~状態変化~
ロウを使って、液体から固体に状態変化した時の、質量と体積について調べました。
電子天秤を使って、質量を量ります。0.1単位のグラム数がなかなか定まらず、先生から、「机に体重を載せると電子天秤が不安定になります。」という指導を聞くと、素早く机から手を離し、みんなで電子天秤の数値に注目しました。その後、液体のロウの最上部を確認して、ビーカーに印付けしました。
氷水で液体のロウが入ったビーカーを冷やし、固体になるのを待ちました。
待っている間、今度は、エタノールで、液体から気体の状態変化と質量・体積の変化について、観察しました。先生の演示実験です。エタノールが温められて、袋が少しずつ膨らむ様子を確認しました。「体積がすごく増えた。」と誰かのつぶやき。「じゃあ質量は?」
ロウも少しずつ固まってきました。中央がへこみ、体積が少なくなっていることが分かりました。でも、質量を量っても変化しません。電子天秤の値が定まらないと、「机から手を離して」と仲間同士で指摘し、学びを生かしている場面もありました。「なんで質量は変化しないの?」という新たな疑問がもつ生徒もたくさんいました。