1年生理科~状態変化~
ロウを使って、液体から固体に状態変化した時の、質量と体積について調べました。
電子天秤を使って、質量を量ります。0.1単位のグラム数がなかなか定まらず、先生から、「机に体重を載せると電子天秤が不安定になります。」という指導を聞くと、素早く机から手を離し、みんなで電子天秤の数値に注目しました。その後、液体のロウの最上部を確認して、ビーカーに印付けしました。
氷水で液体のロウが入ったビーカーを冷やし、固体になるのを待ちました。
待っている間、今度は、エタノールで、液体から気体の状態変化と質量・体積の変化について、観察しました。先生の演示実験です。エタノールが温められて、袋が少しずつ膨らむ様子を確認しました。「体積がすごく増えた。」と誰かのつぶやき。「じゃあ質量は?」
ロウも少しずつ固まってきました。中央がへこみ、体積が少なくなっていることが分かりました。でも、質量を量っても変化しません。電子天秤の値が定まらないと、「机から手を離して」と仲間同士で指摘し、学びを生かしている場面もありました。「なんで質量は変化しないの?」という新たな疑問がもつ生徒もたくさんいました。