学校ブログ

2年生校外学習~嶺南へ~

10月26日(木)、校外学習が行われました。

2年生は「Let's enjoy 嶺南 together!」のテーマのもと、敦賀市、美浜町、若狭町の嶺南地方へと行きました。

 

午前中は、敦賀きらめきみなと館にて、敦賀市役所新幹線誘客課の方のお話をいただきました。

敦賀市では、新幹線による観光客の誘致のため、新幹線開業が決まった10年以上前から、様々な取り組みを行っているというお話しをいただきました。また、様々なイベントも行っているが、それもすべて市役所主導ではなく、民間の方の企画であるということをで、官民一体となって取り組んでいることを学びました。

また、市役所の方から、「自分たちの街の魅力を言えるようにしておいてくださいね。」というお言葉をいただき、生徒たちは、森田のいいところや、おいしいお店について何を紹介しようかと考えていました。

 

午後からは、クラス別に美浜町や若狭町へ行きました。

1,5組は、美浜町エネルギー環境教育体験館「きいぱす」 に行き、電気エネルギーに関する事項を学んだり、発電体験をしたり、体重移動で操作する乗り物「インモーション」を体験したりしました。電気を多く使う電気製品は何かを考えたり、どうしたら節電になるかを教えてもらったりしました。

2,3,4組は、レインボーライン山頂公園に行きました。天気に恵まれ、非常に見晴らしが良く、三方五湖を一望することができました。ソファに寝そべってのんびりしたり、足湯を楽しんだりしました。

3組は、年縞博物館に行き、水月湖に眠る年縞についてのお話をお聞きしました。年縞から、世界各地の様々な出土品等の年代測定で「ものさし」となるということを聞いて、生徒たちは古代へ思いを馳せていました。

4組は、海浜自然センターに行きました。嶺南に生息する魚などを観察したり、ふれあいコーナーでウニやヒトデなどとふれあったりして、海の自然についても学ぶことができました。


それぞれのクラスで、充実した活動となりました。普段は体験できない嶺南の自然を味わい、生徒たちも全員満足していました。

 

 

 

 

 

1年生理科~状態変化~

ロウを使って、液体から固体に状態変化した時の、質量と体積について調べました。

電子天秤を使って、質量を量ります。0.1単位のグラム数がなかなか定まらず、先生から、「机に体重を載せると電子天秤が不安定になります。」という指導を聞くと、素早く机から手を離し、みんなで電子天秤の数値に注目しました。その後、液体のロウの最上部を確認して、ビーカーに印付けしました。

氷水で液体のロウが入ったビーカーを冷やし、固体になるのを待ちました。

待っている間、今度は、エタノールで、液体から気体の状態変化と質量・体積の変化について、観察しました。先生の演示実験です。エタノールが温められて、袋が少しずつ膨らむ様子を確認しました。「体積がすごく増えた。」と誰かのつぶやき。「じゃあ質量は?」

ロウも少しずつ固まってきました。中央がへこみ、体積が少なくなっていることが分かりました。でも、質量を量っても変化しません。電子天秤の値が定まらないと、「机から手を離して」と仲間同士で指摘し、学びを生かしている場面もありました。「なんで質量は変化しないの?」という新たな疑問がもつ生徒もたくさんいました。

全校で薬物乱用防止教室

福井県警生活安全課のスクールサポーターの方による、薬物乱用防止教室を行いました。

担当の先生からの「人生は選択の連続。よい選択ができるように、正しい知識を身に付ける機会としていきましょう。」という言葉から始まりました。

スクールサポーターの方からは、薬物の種類(大麻や覚醒剤)は、1回使用しただけでも「薬物乱用」になること、脳に影響があり、乱用が続くと死に至ることもあること、法律が整備されてきており、所持しただけでも3年以下の懲役になること、中高生も逮捕されている事実、そして、大麻が薬物のゲートウェイ(入り口)、たばこが大麻のゲートウェイであり、喫煙の危険性についてのお話もありました。喫煙のきっかけが興味本位から、そして、その場の雰囲気であり、また、SNSやネットからの誤った情報も喫煙に対する興味を高めてしまうことも分かりました。みんなが真剣に聞いている様子が伝わり、防止教室を実施してよかったと感じました。最後に、友達に喫煙を誘われた場合の断り方について、二人の先生がロールプレイでやってみました。

後半は、各学年ごとに薬物に手を染めないためにどうしたらよいかについて考えました。

1年生は、行き先が不透明な状況でどう行動するかを考える(危険回避のためには情報収集が必要)、2年生は、喫煙を誘われたときにどう断るかを考える、3年生は、ストレス解消を考えるワークショップをしました。

生徒からは、「ネットには、『薬物は1回の使用なら大丈夫』など間違った情報が多く出回っているそうなので信じてしまわないように気を付けたい。」「薬物や飲酒、喫煙などをするとデメリットしかないことを知った。たまにインターネットで間違った投稿を見ることがあるので、だまされないようにしたい。」「みんなストレスを抱えていて、それぞれのやり方でストレス発散をしてることを知った。みんなでストレス解消法について話し合ったことを生かして、受験を乗り越えていけるといいと思った。」「班で断り方を考えて、たくさん学べた。特に、目上の人に誘われたら断りにくいと思うけど、きっぱりと断れるようにしたい。」という感想がありました。

 

今日から2学期スタート!

今日から、PTA地域教育委員会主催による挨拶運動が始まりました。各学年1組出席番号1番の生徒の保護者の方から順番に、すべての保護者の方にお願いしています。挨拶の推進を目的にしています。保護者の方が参加してよかったと感じるような挨拶をしていきましょう。

そして、2学期始業式。校長先生から、4月からの目標の『気』を振り返り、これからの『気』である、『本気』についてのお話がありました。2学期に取り組む、校外学習、進路説明会、学力診断テスト、確認テスト等本気で取り組むこと、真剣に本気で取り組んでいる人はみんなから応援される、そうすると運もよくなる。本気を表に出して、頑張り、互いに高め合ってほしいというお話をいただきました。

続いて、生徒会、委員長、学級長の認証式。代表の生徒は認証状を受け取り、みんなから温かい拍手がありました。みんなの本気を引っ張ってくれるリーダーです。よろしくお願いします。

最後に、タブレットの使い方について担当の先生からお話がありました。夏休み中に、一人一台タブレットがそろい、ICTを活用しての学習が充実していきます。デジタルシティズンシップを身に付けるために、個人保護や人権尊重について大切な話でした。ルールを守って正しいスキルやマインドを身に付けていきます。

森田わくわく学びフェスタ(MLB・森田ラーニングベースボール)

生徒も教員も一緒に学びの場を企画して、共に学び合おうという「森田わくわく学びフェスタ」

秋休みの今日は午前中、校庭において、野球をみんなで楽しみながら学び合う「MLB(Morita Learning Baseball)」が開催されました。最初は小雨でしたが、野球部とバレーボール部の生徒の皆さんがグランド整備をしてくださいました。

1年生〜3年生、そして教員、保護者、総数50名近くがプレーヤー、応援として参加しました。野球部キャプテンの坂口くんの号令に合わせて、全員でランニング、準備運動、ダッシュ、キャッチボールとウォーミングをアップをした後、4チームに分かれ、3イニングのトーナメント形式で試合を行なっていきました。

記念すべき第一回開催の優勝チームは、女子メンバーによるAチームでした。「楽しかった!受験勉強の良い息抜きになりました。」「やっぱり高校へ行ったら野球続けたいな!野球って楽しいな」と3年生の参加者。「先生たちと一緒に試合ができるって楽しいですね。」と1年生の参加者。「久しぶりに野球をした。肩が痛いです。」と教員の参加者。生徒も教員も、野球の楽しさやチームプレーの大切さ、企画や準備の方法を共に学ぶ貴重な時間となりました。

野球部の皆さん、運営していただきありがとうございました。

 

わくわく学びフェスタ(芳野川の秋の生き物調査)

わくわく学びフェスタ(芳野川の秋の生き物調査)が開催されました。

2,3年生10名が参加し、上野本町を流れる芳野川の生き物を調査しました。カワムツ、カマツカ、ドジョウ、ドンコなどの川魚や、モクズガニやサワガニ、カワニナ、ハグロトンボ、サナエの幼虫などを採集、観察することができました。学校に戻り、森田水族館の水槽での飼育方法(pH調整や点滴法など)について、熱帯魚飼育の専門家である竹澤教諭から学びました。今後は芳野川の源泉を探ってみたいと生徒たちは次回に向けて意気込みを語っていました。

<参加生徒の感想>

・延期されていた芳野川の調査・今日は川に入って生き物をとったり、どんな魚かを知れたりして、とても良い経験になりました。私は、海、川の生き物が好きなので、実際に川に入ったり、自分でとったりすることが楽しかったです。来年も似たようなイベントがあるなら参加したいです。A.Y

・魚の種類によって環境が少しでも変わると死んでしまうことが分かりました。N.T

・魚は水温が違うだけで死んでしまうことが分かりました。自分は魚に詳しくなく、どんな種類かはわかりませんでしたが、これを機に調べてみようかなと思いました。S.O

・芳野川で採集をして、種の多様性を見て、川の豊かさが分かった。普段一人でするので大人数でやるのが面白いと思いました。T.S

・芳野川にこんなにたくさんの種類の生物がいるなんて思っていなかったので、驚きました。N.O

・魚というのは、生息地と違う環境になるとすぐに死んでしまうことがわかりました。これから飼育する時には気をつけないといけないと学びました。H.T

・芳野川にはたくさんの種類の生き物が生きていることが、この学びフェスタで学ぶことができました。森田地区の中にある芳野川も、自然が豊かだと思いました。ただ、川にはゴミもたくさんあったので減らしていけるといいと思いました。S.O

・普段から魚をとっている芳野川ですが、専門的なことは分からなかったので、今回学ぶことができてよかったです。また、水合わせなどの、魚を飼うときに必要なことを学ぶことができたのでよかったです。また、次があったら参加したいと思います。T.K

・川の中にはえびや魚、トンボの幼虫などのいろんな生き物がいました。K.N

・川にいままで入ったことがなく、どんなのがいると思ったらたくさんの種類がいたのでびっくりしました。K.M

 

 

図書室へ行こう!~新書が入りました~

図書室に、新書が入りました。

20,000円の予算内に、選書会リストに上げられた本の中から、学校司書の先生が、現存の本の種類の割合を考慮して(1つの種類に偏らないように)、選んでくださいました。

自然科学、航空宇宙工学4冊、小説が7冊です。小説は、爽やか系、部活系を中心に選んでくださいました。

女の子が主役の『インスタント・ジャーニー』は一話5分程度で読める手軽さがあります。

今は反抗期の人にも、そうでない人にもお勧めの『あした、弁当を作る』、これは男の子が主人公です。

先生との交換日記が小説となった『あの日の交換日記』

先生から紹介されて、すぐに読みたくなりました。

先生からは、「読書を通じて興味が広がるといいです。世界は広いです。本の中は、あなたの知らない世界が広がっています。知らない世界を知ることはとても面白いこと。」というメッセージをいただきました。

読書の秋、秋の長夜を読書で過ごすのもすてきです。ぜひ図書室に行って、お気に入りの本を見つけてください。

3年生 数学の授業~2次関数 変化の割合~

3年生は、2次関数で変化の割合の学習をしていました。

まずは、前回の復習。y=1/2x²で、(-6≦x≦2)のとき、yの変域を求める問題。高校では、変域のことを値域と言うよ、と高校の学習にもつなげます。

生徒が前に出て、黒板で解きます。先生曰く、「お、いいまちがいをしたよ」。その生徒は先生と対話をしながら解き進め、間違いを修正していきました。他の生徒も、正しい解き方を一緒にたどっているようでした。先生は、解き方のポイントをしっかり押さえます。

次の問題、y=ー1/3x² 同じ生徒がリベンジマッチと称して、もう一度前に出て解きます。「ちょっとまって。こわいんやけど。」と、ちょっと緊張気味の様子。それでも、今度は、一人で正解して、周りから拍手。友達の説明を聞きながら、自分の間違いを修正している生徒もいます。自主性を感じます。

生徒のはっとする新しい考えを、机間支援で先生は上手に拾い上げます。

一次関数の変化の割合と比べて、その違いを生徒自身が気づき、先生は、そこに気付いてほしかったと価値付けます。

最後に、y=1/2x²で、xが1から99まで変化するときの変化の割合を求めます。クイズのようでした。

これも、生徒が正解し、みんなに説明しました。難しかったけど、個人的にもとても勉強になりました。

2年生 英語の授業

2年生の英語の授業で、お世話になった人に英語で手紙を書く授業を行いました。

小学校の時の担任の先生に書く子、友達に感謝を伝える子など、宛先は様々です。

生徒たちは、思い出話に花を咲かせながら、一生懸命に取り組んでいました。

書きたい思いはたくさんあるけれど、それを英語で表現することが難しい!

生徒たちの質問で、黒板はかつてないほどに英文で埋め尽くされました。

すでに学習した表現が、意外とたくさん使えることに気づいてほしいな!

2年生 食に関する授業

10月6日(金)、森田小学校の栄養教諭の先生をお招きして、食に関する授業を行いました。

先生からは「部活などに全力で取り組む中学生のみなさんを、食の視点から応援したい」ということで、部活動でいいパフォーマンスを維持するために、食事でどのようなことに気をつければいいかをお話いただきました。

「大会前日に、トンカツなどの油物がいい。○か×か」というようなクイズに答えたり、トップアスリートの食生活を参照したりしながら、大会などの大切な日にいい食事の取り方や、様々な食品をバランス良く食べることの大切さなどを学びました。

これからは、今回学んだことを元に、よりよいパフォーマンスができるからだ作りを、食事の面からも考えていきたいですね。