学校ブログ

1年生 総合的な学習の時間の学びの足跡

1年生の総合的な学習の時間では、共に生きる~私たちが実現したい未来について探究しよう~をテーマに学習を行っています。1年生の掲示板には、これまでの学びの足跡がポスターにまとめられています。

学習目標は、地域社会の発展に取り組む人々や組織と関わり、人々の取組やその思いを知ることにより、どのように社会や人生をよりよいものにしていくのかを追究することができること。

学びの足跡を見ていくと、5月、Well-Beingについて学んだ福井大学、10月、働くことを通してWell-Beingを実現することを学んだ企業訪問、11月、校外学習で学んだことをもとに行ったポスターセッション、これからも新たな探究が続きます。

今は、キャリア学習に取り組んでいます。キャリア学習は、今学んでいることと将来をつなげる大切な学習です。2月には、キャリア教育コーディネーターの方を講師に招いて、働くことについて学ぶ講座があります。どんなお話が聞けるかとても楽しみです。自分たちを応援してくれる大人の方々との出会いも、とても楽しみですね。

2年生 立志のつどいに向けて準備をしています

立志式ではなく、立志のつどい。立志という節目に向けて、生徒自身でつくりあげていく過程を大事にしたい、生徒が自分の未来のためにつどう会にしたいという、2年生スタッフの思いがあります。

最高学年になるに当たり、今後の目標をもち、自分の成長のために努力するとともに、自分の将来を自分で切り開いていこうとする力をつけるために、クラスを解いて、5つのプロジェクト(学年調べチーム・先人調べチーム・進路調べチーム・地域調べチーム・学年合唱チーム)に分かれ、探究しながら学びを深めていきます。

今回は、先人調べチームが福井市郷土歴史博物館の方を、進路調べチームがかゞみやの方を講師に招き、調べ学習を行いました。

福井市郷土歴史館の方からは、橋本左内先生の人生と啓発録の話を伺いました。他にも、左内先生の好物(すっぱいみかん)や争いを好まないことから遊びでも勝ちを譲ったエピソートなども伺うことができました。

進路調べチームは、社会に出て必要な力と中学生の今すべきことをテーマに取り組んでいます。職場体験での学びをさらに深めるために、かゞみやの方から、仕事の紹介に加え、なぜ勉強をしなくてはいけないかについて、また、3年生に向けてなりたい自分を想像し、挑戦していくことを大切にしてほしいというアドバイスをいただきました。

それぞれのプロジェクトチームが探究しながら学んだことは、立志のつどいで発表します。

 

 

2024年辰年がスタートしました

全校集会は、朝一番、体育館で行いました。

このたびの地震で、非常に大変な避難生活を、この床冷えのする体育館で過ごしておられる方のことを思わずにいられませんでした。今自分たちが被災者の方にできること、さらに、自分の身を守るためにこれからできることを実行に移し、日々感謝の気持ちを忘れず過ごしていきます。

校長先生から、「2024年辰年、九頭竜中学校の前身となる森田中学校の新たな年明けです。今年は、3月に新幹線が開通し、福井県にとって100年に一度の発展の年となるでしょう。3年生にとっては進路決定、2年生は立志のつどい、1年生はキャリア教育のワーキング講座があります。みなさんにとっても発展の年になりますように。さて、1月1日16時10分、能登半島で地震が発生しました。みなさんの中にも親戚が住んでおられるなど、不安に感じているに人もいるかもしれません。そうだったら、どうぞ私たちに相談してください。微力ですが力になりたいと思っています。震災から日が経つにつれて、災害の様子が分かってきました。自然災害に対して、人は無力だと感じました。中学校の至る所が避難場所になっています。自分事に置き換えることは困難です。今回のことで平常に今を継続できることが幸せだと心から感じます。人と人との摩擦で起こることはちっぽけで防げることができます。むだな争いをしない、平常を大切に、家族、友人、隣人を大切に、そして、互いに高め合える、いい年にしていきましょう。」というお話がありました。

生徒指導の先生からは、「2024年が始まりました。ぜひ、新しい学年の準備をして、活躍してほしいと思います。みんなが当たり前に思えることを当たり前に行う、そのためには我慢が必要です。人間関係も高め合えるよい年にしていきましょう。生徒会のおかげで、生徒規則が変わっています。みんなが話し合った結果です。規則はしっかり守って、その上で『この規則、おかしいな』と感じたことを見直していきます。必要だと感じたことは、声をあげていき、誇れる学校を目指して頑張っていきましょう。」というお話がありました。

吹奏楽部 クリスマスコンサート

明日はクリスマスイブ。聖なる日の前日に森田中学校体育館で吹奏楽部によるクリスマスコンサートが開かれました。保護者を始め、おじいちゃんやおばあちゃん、学級の友人等多数のお客様が演奏を聴きに来てくれました。披露曲は学園天国、K点を越えて、恋人たちのクリスマス、クリスマスソング、宝島の5曲で、演奏が終わるごとにわれんばかりの賞賛の拍手が体育館に響きました。演奏者も観客も笑顔のクリスマスコンサートとなりました。

このように成長している生徒の姿を保護者の皆様と共有できることは、学校側も大変うれしいことです。参加してくださった皆さん。ありがとうございました。メリークリスマス。

明後日25日はアンサンブルコンテストがフェニックスプラザで開催されます。精一杯心に響く演奏ができるよう、応援しています。

2023年が終わります 来年もどうぞよろしくお願いいたします

今年は、コロナウイルス感染症が5類に移行し、学校行事もほとんどが制限なく行われました。少しずつコロナ禍前の学校に戻ってきたなと感じます。その中で、教職員の働き方改革が広く議論され、学校行事の精選や教員の業務の見直しを考慮しながら、また、行事等の取組方を工夫しながら行うことで、森田中学校の伝統を受け継いだり、地域の方と協力しながらの新しい活動が始まったりと大変充実した一年となりました。これも、保護者や地域の皆様、本校に関わりのある方々の温かいご理解とご協力があるからだと心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

2024年辰年も生徒が主体的に自主的に成長できるよう、教職員一同力を合わせ、知恵を出し合い、チームワークを大切にしながら、支援、指導を行っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

新校舎の建設は予定どおり進んでいます。床張りも終わり、外回りの工事に着工しています。

 

英語科 3年生 Discover Japan 日本文化再発見

 3年生の英語の授業で、日本文化を1つ取り上げ、海外の人に紹介する記事を作りました。紹介するジャンルは、食べ物、ゲーム、考え方、服飾などさまざまで、子どもたちはそれぞれ自分の興味のある分野を取り上げ、紹介文を書きました。

 普段何気なく関わっている日本のものを、海外の人目線で客観的に捉えなおし、その魅力が伝わるように工夫して記事を作成しました。完成した記事を、実際に交流を希望する海外の学校に向けて発信したところ、今回は、ベトナムのクアンガイ省にある私立学校(Trường Quốc tế IEC Quảng Ngãi)と交流を持つことができました。

 自分たちが記事を投稿した同じボードに、遠くベトナムの学校から届いたメッセージ。福井で生活していると、普段あまりベトナムの文化に触れることはありません。子どもたちはベトナムの文化に対する記事を熱心に読み、コメントをつけていました。民族衣装であるアオザイや、米粉でできた麺料理のフォーなど、記事に書かれている内容をより詳しく調べて学んでいる子もいました。

 今後はより多くの学校と交流を持ち、森田から世界へつながるルートを開拓していけたらと思います。

2年生 調理実習~野菜を食べよう~

2年生の家庭科では、まず、加工食品の長所と短所を考え、表示の見方や購入するときに気を付けるべき点について学習しました。さらに、ハムについて、添加物と安全について学びを深めました。

加工食品についての学習を生かし、火を使わず、手軽に調理でき、野菜が好きになる献立として、切り干し大根、キュウリ、ハムのサラダ作りに挑戦しました。切り干し大根や調味料のごまは、カルシウムがたっぷりで、成長期の中学生にはもってこいの食材です。

冬休みの宿題の中に、家庭科のお料理を作ることが入っています。家庭科の授業を思い出して、今度は一人でチャレンジするのもいいですし、具を変えてアレンジしてみるのもいいですね。