3年生 数学の授業~2次関数 変化の割合~
3年生は、2次関数で変化の割合の学習をしていました。
まずは、前回の復習。y=1/2x²で、(-6≦x≦2)のとき、yの変域を求める問題。高校では、変域のことを値域と言うよ、と高校の学習にもつなげます。
生徒が前に出て、黒板で解きます。先生曰く、「お、いいまちがいをしたよ」。その生徒は先生と対話をしながら解き進め、間違いを修正していきました。他の生徒も、正しい解き方を一緒にたどっているようでした。先生は、解き方のポイントをしっかり押さえます。
次の問題、y=ー1/3x² 同じ生徒がリベンジマッチと称して、もう一度前に出て解きます。「ちょっとまって。こわいんやけど。」と、ちょっと緊張気味の様子。それでも、今度は、一人で正解して、周りから拍手。友達の説明を聞きながら、自分の間違いを修正している生徒もいます。自主性を感じます。
生徒のはっとする新しい考えを、机間支援で先生は上手に拾い上げます。
一次関数の変化の割合と比べて、その違いを生徒自身が気づき、先生は、そこに気付いてほしかったと価値付けます。
最後に、y=1/2x²で、xが1から99まで変化するときの変化の割合を求めます。クイズのようでした。
これも、生徒が正解し、みんなに説明しました。難しかったけど、個人的にもとても勉強になりました。