カテゴリ:授業の様子
2年生理科 気象モデルを作ろう
12/10(火)、理科の授業研究会として、2年3組の授業が公開されました。
テーマは、「気象モデルをつくり、それをよりよく改良しよう」ということで、各班で定めた課題に合わせて、様々な気象現象のモデルをつくったものを、よりわかりやすくしたり、より実際の気象現象に近づけようとしたり、様々な工夫をしていました。
台風を課題にしてモデルを作っていた班は、ドライヤーで気流を補助すれば、渦を巻く上昇気流を観察できていましたが、実際の現象と同じように、ドライヤーなしでも上昇気流ができるようにするにはどうしたらいいか、ろうそくの長さや装置を工夫していました。
前線を課題にしていた班は、水の粘度を変えたモデルを作るために洗濯のりを水に加えたり、水とお湯の温度を計測して温度差を調整したりしていました。
他にも、温帯低気圧や、降雪、降水、季節風、偏西風など、すべての班が様々な課題に向かって、それぞれの実験に真剣に向き合って、一生懸命、何度も試行錯誤を繰り返していました。
2年生 英語 「トルコの学生さんたちと交流しよう」
2年4組の生徒が、トルコ共和国のタトヴァン・アナトリア高校の生徒たちとオンラインで交流しました。当日までにオンライン掲示板のPadletで交流していたものの、同じような年代の海外の子達と話すのは初めてなので、生徒たちはドキドキ。でも、とっても楽しみにしていました。トルコと日本の時差は約6時間なので、こちらは14:30でも、向こうは8:30でした。朝一番からありがとう!
zoom会議が始まると、生徒たちは調べたことを伝えつつ、みんな一生懸命コミュニケーションを取ろうとしていました。相手の言葉を聞き取ろうと、何度も"One more time, please?" "Slowly please!"と言って必死です。トルコの学生さんたちも、とても優しく生徒たちの言葉に耳を傾け、お話をしてくれました。
音声トラブルもありましたが、生徒たちは笑顔でコミュニケーションを楽しんでいたようでした。自分が言ったことが伝わった!相手の言っていることがわかった!そんな喜びで、教室中がいっぱいでした。せっかく何年も英語を勉強するからには、ある程度使えるようになってほしい!そのためには実践が大切です。また英語力だけでなく、相手との親しさに関わらず会話を繰り広げられる「雑談力」も必要であると感じさせられた授業でした。
喜びも大きかったけれど、生徒たちの胸には「言いたかったけど言えなかった」という、次に繋がる悔しさもいっぱいです。タトヴァン・アナトリア高校さんとは、今後とも交流を続けていくことを予定しています。トルコの学生のみなさん、そしてナザリ先生、本当にありがとうございました!
ピア・サポートトレーニング~⑤上手な断り方を考えよう~
ピア・サポートトレーニングの5つ目のトレーニング「上手な断り方を考えよう」を、2年生全員で取り組みました。ピア・サポートトレーニングは、仲間どうしが支え合う関係づくりを目指して、そのために必要なスキルを順に学びます。今回のテーマは、友達の頼まれごとを断る。まずは自分の気持ちを大切にすること、そして、頼み事をしてきた友達のことも大切にできる断り方を考えました。
先生たちがする役割演技はとても盛り上がりました。生徒は興味をもって見ており、よりよい表現を考える上で大いに役立ったようです。
生徒の感想・・・『相手のことばかり気にせずに、自分の意思も優先すると、自分にとってもいいし、相手との関係もよくなるのだと分かりました。』『相手の誘いを断ることができなかったけど、これからは今日勉強したことを生かして断ったり、断った後に違う提案をしたりしたいと思いました。』
人権集会
6限目に全校生徒が体育館に集まり、人権集会を行いました。
講師の川端ようこさんをお招きして、人権の中でもセクシュアルマイノリティについて話していただきました。
ご自身の経験も踏まえながら、性には様々な種類があることや当事者が思っていることを教えていただきました。生徒たちは、性や川端さん自身に関する質問に時々答えながら、真剣な表情で話を聞いていました。
講和後のグループセッションでは、「すべての人達が自分らしく幸せに生きるために私たちができること」というテーマで、3年生を中心に意見交換をし、班ごとでまとめました。
”みんなに平等に接する”、”その人のことを受け止める”等、色んな意見が出ており、生徒一人一人が自分事として考える姿が見られました。
川端さんもおっしゃっていたように、「ありのままの自分」を大切にして、みんな幸せに生きていってほしいです。
後期指導主事学校訪問がありました
11月29日(金)に、後期指導主事学校訪問がありました。今回は、数学、理科、社会、英語、美術、音楽、道徳、特別活動を中心に参観いただきました。挨拶ができていることや真剣に授業に臨んでいる態度も褒められました。
1年生で数学の研究授業を行いました。たくさんの先生方で、生徒は少し緊張気味でしたが、進んで発表したり、普段どおり仲間と協働的に問題にチャレンジしたりする姿がありました。とてもがんばっていました。
エジプトの小学校の先生方の学校訪問
エジプトの先生方は、日本に教員研修として訪問しています。本校には、10名の先生が来られました。エジプト人の通訳の方も来られました。
森田中学校の概要や研究の取組について説明を聞いてもらったり、数学、音楽、理科、英語の授業を参観したりました。
とても熱心に研修を受ける姿が印象的でした。
学校だけでなく、日本の観光地や名所にも訪れて、よい研修と思い出をエジプトに持って帰ってくださると幸いです。
1年生 認知症サポート養成講座を受講して
九頭竜包括支援センター、たんぽぽ苑居宅介護支援センター、ケアパートナー、森田地区の社会福祉協議会の方々をお迎えして、認知症について学びました。
まず、年を取ることと認知症について学び、自分ができることを考えました。
認知症の方への不適切な関わりの寸劇を見て、どのように関わるとよいかをグループで考えました。指導をしてくださる方々は、グループにファシリテーターとして入ってくださいました。
まとめの中で、SDGsと認知症サポートの取組はとても合っていて、まず知ること、自分事として捉えること、そして、どんなことができるかをみんなで考えることが社会やまちづくりにつながるというお話がありました。これからも困っている人を助けることができるあたたかいまちを目指したいです。
森田ミニラウンドテーブル
6限目に、1・2年生でミニラウンドテーブルを開催しました。
ラウンドテーブルでは、4人組のグループで総合の時間に学んだことをお互いに発表しました。
発表の内容は、1年生は秋の校外学習について、2年生は職場体験についてです。
どのチームも会話を弾ませて楽しそうに交流していました。
作りこんだスライドを用いて説明したり、自分で作った動画を見せたりとそれぞれの発表者に工夫があり、見ている教員も感心しました...!
発表・交流を通して学んだことをこれからの総合の時間や発表に生かしていってほしいです。
体育で剣道の授業が始まりました
全校、体育の授業は剣道に取り組んでいます。12月2週目にある、剣道祭に向けて練習に励んでいます。
1年生にとっては、部活動や社会体育で習っている生徒以外は、初めの経験です。初めて触れる武具や道具にドキドキしていました。早くやってみたいと目を輝かせていました。
剣道祭は、参観日となっていますので、練習の成果をぜひ見にいらしてください。(本日付でお便りを配付しました。)
2年生職場体験に向けて~聞き方を極める~
2年生職場体験学習の中で、働いている方にインタビューする活動があります。
インタビューする力を付けるために、福井新聞社の記者の後藤さんを講師にお招きして、『聞き方を極める』をテーマに、インタビューの極意を教えていただきました。ペアになっての演習もありました。
極意は、相手のへ興味と尊敬、インタビューは会話、1番心が動いたところを大切に表現することなどでした。
この講座を通して、インタビューの仕方を学ぶことにとどまらず、記者としてのインタビュースキルそのものを知ることができ、2年生全員のキャリア学習となりました。また、後藤さんが、職場体験の意義についての話をしてくださり、一層充実した学習になると感じました。職場体験は2週間後です。
2年生技術家庭科プログラミング学習
2年生が取り組んでいるプログラミング学習では、オリジナルのメロディー付きライトを制作しています。
一人一人が、音楽を作るために音の組み合わせや速さ、リズムのブロック(コンピュータプログラム上で複数の構文や命令をひとくくりにまとめたもの)を組み合わせたり、どうするとライトがつくか(例えば、部屋が暗くなったらつく、手を一回たたいたらつく等)を命令するブロックを選んだりして、プログラミングしていきます。
思い通りのメロディにするために何度も組み合わせを試行錯誤しながらプログラミングしていました。
お気に入りのライトを作り、おうちで使いたいですね。
ピアサポート「ここちよい聴き方について考えよう」
今日のピアサポートでは、様々な人と円滑にコミュニケーションをとっていくために、ここちのよい聴き方について考えました。
最初に生徒は、教員の3パターンの聴き方(無関心、高圧的、心地よい)を見ました。その後、3人ほどの班に分かれて、実際に3種類の聴き方を演じたり体験したりしました。生徒は普段から”ここちよい聴き方”ができているのか、無関心・高圧的な聴き方に戸惑う様子が見られながらも、意欲的に活動に取り組んでいました。
ある生徒は、ここちよい聴き方で話を聞いてもらったときは、「話そうという気持ちが大きくなる」とつぶやいていました。聴き方によって、話す人の心地よさは大きく変化するということを改めて実感しているようでした。
今日体験したことを生かして、これからも円滑な人間関係・友人関係を築いていってほしいと思います。
2年生家庭科の授業~スナップボタン付け~
2年生の家庭科は、『自分の制服のすそ等がほつれたりボタンがとれたりしたときに自分で直す力をつける』ことを目標に、ボタン付け、まつりぬいの学習をしています。
今日は、スナップボタンを付けていました。教科担任の先生が大きなボタンや針の模型を使ってやり方を説明し、個人でもタブレットの動画を繰り返し見ながら取り組んでいました。
スナップボタンは小さくて、なかなか難しい作業でしたが、何度も練習して、自分でできるようになってほしいと思います。
3年生学年練習
3年生の学年種目は、『いなばの白ウサギ』。馬跳びの馬のポーズで列をなし、その背中を白ウサギ役の生徒が順に渡っていく競技です。ウサギを支える生徒はウサギが落ちないようにしっかり手を持ち、橋の役割の生徒はウサギが一刻も早くゴールできるように素早く移動する練習をしました。あまり練習はできませんが、当日もクラス一致団結して、練習よりも早いタイムでゴールできるといいですね!
午前中は体育祭の練習
9月1,2日は定期考査。9月13,14日は学校祭。それぞれに向けて、勉強と学校祭準備とを両立しながら、気持ちを切り替えながら取り組んでいます。
体育祭の学年種目練習はどの学年も午前中の涼しい時間に行っています。
1年生は大縄飛びの練習をしていました。まだまだ連続で跳べません。写真を撮ろうとしても、跳んでいる様子の写真は全クラス撮れませんでした。これからクラス全員で協力して、練習を積み重ね、跳べる回数を増やし、体育祭の盛り上げていきましょう!
文化祭オリエンテーション・部門決め
今日の朝の学年集会では、中学校の文化祭でどんなことをするのかについて話を聞きました。
教員から「文化祭ってどんなイメージがあるか」と聞かれると、「祭り」や「盛り上がる」といった言葉が出てきました。みんな、初めての中学校の文化祭にわくわくしているようです。
文化祭準備では、装飾やステージ発表、ワークショップ等の部門に分かれて活動をします。
5時間目には各クラスで部門決めを行い、その後は、校内装飾として玄関をどのように飾り付けをするか、班になってアイディアを出し合いました。
これから本格的に文化祭に向けて準備が始まります。
暑い中ではありますが、一人一人が輝ける文化祭になるように準備に励んでいってほしいです。
2年生 ダンスの授業
2年生は、ダンスの授業に取り組んでいました。
先生から、「笑顔で踊ることを大切にしよう」と声をかけられて授業がスタート。
班ごとに分かれての練習も、タブレットが大活躍。タブレットにあるアプリを活用して、ダンスの動画をゆっくり再生して何回も練習したり、最後には、グループごとに互いのダンスを様子をタブレットのビデオで撮影し合ったりしました。
いくつかの動きを学んだ後は、自分たちで振り付けを考えます。
最後には、ダンス発表会、文化祭のステージ発表につながっていきます。
1,2年生 7月4日合唱祭に向けて
1,2年生は、音楽の時間を中心に合唱祭に向けて、各クラス合唱の練習に励んでいます。
1年2組では、パートごとに分かれて練習していました。歌い方や声の出し方をお互いにアドバイスし合いながら熱心に取り組んでいました。
1年生は初めての合唱祭です。歌を歌うことで、息を合わせること、心をそろえることの楽しさを体験し、自分自身の頑張りや仲間の頑張りを認め、互いのよさをたくさん見つけ、思い出に残る合唱祭になることを期待しています。
1年生英語の授業~相手についてたずねたり答えたりしよう~
1年生の英語は、ペアになり、相手に質問したり、質問に答えたりするコミュニケーション活動に取り組んでいました。相手を替えながらたくさんの仲間とやりとりを楽しんでいました。
ALTの先生ともペアになり、習った言い方を使ってやりとりができました。
3年生 修学旅行のルールについての話し合い
3年生は、来月の修学旅行に向けて、各クラスでルールの話し合いを行いました。
自分も友達も含めて、全員が楽しく過ごせる修学旅行にするには、どのようなルールがあるとよいか、学級委員長の司会の下、考えていました。班別研修やディズニーランドでの活動において、「時間を守る」、「仲間と協力して集団行動をする」、「明るい挨拶をする」など、活発に意見を出し合う姿が見られました。
自分達で決めたルールを守り、学びの多い修学旅行になるといいですね。
3年生技術の授業~ラジオ作り~
3年生の技術の授業の様子をお伝えします。
技術では、ラジオ作りをしています。できあがると、四角くて、木目模様のかわいいラジオです。
今日は、まず、スピーカー増幅回路を作るための練習として、はんだづけの復習をしていました。はんだづけは、2年生でLEDライトを作ったときにした以来久しぶりだそうですが、みんなの様子を見ていると、慎重に丁寧に作業していて、とても上手でした。
「楽しい。」「早く作りたい。」という声が聞かれました。
1年生理科 溶岩を流そう
三国サンセットビーチの砂を、七輪で炭を燃やした熱で溶かして、溶岩を再現しました。3年生の先輩や福井大学の方も実験のお手伝いをしてくださいました。
溶かした砂は、山に見立てた砂山に流し込み、その様子を観察しました。白い砂は、溶けて真っ赤になり、まさにマグマでした。途中失敗もありましたが、2回目は無事成功。溶岩は、カクセン石の成分で暗緑色でした。授業者から、「実際に溶岩が流れる様子を見て、命を守るにはどう行動したらよいかという視点で考えることも大切です。」という話がありました。
3年生最後の授業③
最後は、理科です。
最後の授業は、自分で探究したい内容について実験計画を立てて取り組みました。
静電気チェッカー作り、イカの解剖、スライムづくり、片栗粉のダイラタンシーの体験、メントスコーラーの実験をしていました。自分でやりたいことを決め、準備物から用意し、実験の手順を考え、やってみる。先生の指示は、安全面以外ほとんどありません。班で協力して、夢中になっていました。きっと何回かは作ったことがあるだろう、スライム作りでも、砂鉄を入れて磁力で動く工夫。大人は思いつかないような発想です。
中学校を卒業後も、自分のやりたいことを見つけて、挑戦。うまくかないことこそ学ぶチャンスと考え、try and errorからのlearn!森田中学校は、いつまでも3年生の皆さんを応援しています。
3年生球技大会~バスケットボール~
今日は、待ちに待った球技大会です。シュートが決まっても決まらなくても、「わー」「きゃー」という声や、「がんばれ」の応援、拍手など、体育館は熱気であふれていました。また一つ、卒業に向け、みんなとのよい思い出ができましたね。
3年生最後の授業
3年生の授業は、今週で終了になります。来週からは、学活や球技大会、卒業式の練習になります。
そこで、今週は、3年生の授業風景を中心にお伝えします。
まず、音楽の授業。卒業式で歌う歌の練習をしていました。男子生徒は力強く、女子生徒は柔らかな歌声。卒業間近の3年生の歌声には、3年間の成長や様々な思い出がぎゅっと詰まっているようで、また、選曲した曲の歌詞はこれまでのみんなに寄り添っているようで、胸が熱くなります。
次は、美術。ステンドグラスで卒業制作をしていました。どの作品からも、表現したい思いやわたしはここにいるという存在感が伝わってきます。デザインした絵に光に透かすと、キラキラ輝きます。とってもきれいでした。3年生の未来のようです。
全員が仕上がったら、写真をブログにアップします。
1年生 技術科の授業
1年生は、木材加工の授業で、「部屋に使えるもの」をテーマに、棚を作っています。
何に使うかという目的を考え、強度、高さ、仕切りの付け方等を設計しました。
そろそろ仕上げの段階でした。作った感想を聞くと、「のこぎりで木を切るのがむずかしかったー。」と言う生徒もいました。自分で作った作品は、世界でたった一つです。大事に使ってほしいなと思います。
ようこそ!先輩~石盛町の織工房「風美舎」の澤田勝さん来校~
来校してくださった澤田さんは、森田中学校の卒業生です。外部の方による授業は、出前授業やゲストティチャーと言われたりしますが、タイトルを『ようこそ!先輩』としました。
澤田さんのお仕事は、織布工。カラミ織りによる、お坊さんの法衣生地や法衣織物の織布技能に卓越し、今年度の優秀技能者として福井県より表彰されました。
ご自分が作った『もの』を実際見せて、自分がやってきたことを伝えたいという思いをもってくださり、授業を引き受けてくださいました。
澤田さんの話から、織物の糸のことや、昔戦争でパラシュートに使われたり、車に装備されているエアバックに使われていたり、石油が原料の合成繊維でユニクロのエアリズムが開発されたり、炭素で作られた繊維で車や飛行機の機体が作られたりしていることなど、織物の活用例なども分かり、繊維は多様で、その可能性は宇宙まで広がっていることを知りました。中には、陸上選手だったカール・ルイスが世界記録を出したときに履いていたシューズまで紹介してくださいました。
カラミ織りをしている人はあまりいません。澤田さんは、カラミ織りの仕事をとても長く続けておられます。作られた法衣は、お寺の多い京都で使われることが多いのですが、京都で商売をするのは、簡単なことではないそうです。しかし、澤田さんの技術は非常に信頼されていて、このことこそが長く仕事を続けることができる所以です。
今日紹介してくださった技術の一つの、モアレ模様。モアレ模様は布が重なってできる縞、干渉縞(かんしょうじま)のこと。繊維だけでなく写真や印刷でできる干渉縞は、あまり好ましくないものとされています。しかし、澤田さんは、逆転の発想で、この縞をデザインとして活用します。作られたのが、看板やインテリア照明。とても幻想的で素敵でした。生徒から、「進路でデザイン科に進みます。モアレ模様を商品にできた発想がすごいです。この発想力はどのように高めますか。」という質問があり、「展示会などいろいろなものを見て、勉強し、自分は何をしたらよいかを考えました。モアレ模様はだめという考えがありましたが、逆に活用できるのではないかと思いつきました。いろいろなものに触れるのが大事です。」というアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
1年生の音楽と家庭科の授業
今日は、1年生の音楽と家庭科の授業をお伝えします。
1年生の音楽は、ギターを弾く学習です。まず、ギターという楽器の特徴を知ったり、ギターの部位の名称を覚えたりしてから、ドレミを弾けるようにします。そして、きらきら星と聖者の行進の曲に挑戦します。難しい指使いですが、少しずつなれてきているようです。
家庭科は、ブロッコリーとハムと卵の炒め物を作りました。休み時間の間に身支度を調え、手際よく作業を進め、あっという間にできあがっていました。とてもいい匂いでした。おうちでも、ぜひ作ってくださいね。
ジョハリの窓~自分の意外な一面に気付く~
1年生は、これから無数にある進路から自分が進む道を選んでいきます。そのために、自分自身を深く知るための活動を行いました。
最初に、自分が当てはまると思う性格の項目を、25個の中から4個選びます。次に、5人グループになって、メンバーに当てはまると思う性格の項目を4つずつ選び、ふせんに理由を書きます。そして、ふせんを交換し、「自分も他人も知っている」「自分は知っていて他人は知らない」「自分は知らなくて他人は知っている」の3つに分類しました。
3つの分類から、生徒は、自分が思っている自分と他人が思っている自分との違いに気付いていました。また、自分では気付いていなかった自分を大切にしていきたいという生徒もいました。3つの分類の結果から、自分のコミュニケーションの取り方も分析できているようでした。
今日の学活と総合的な学習の時間
1年生は、新入生を迎える会の準備をしました。タブレットを上手に使っています。1日の生活の流れ、生徒総会の説明、剣道祭の様子などなど、おのおのに伝えたい内容を考え、写真を取り込んだりイラスト入りのページを作ったりしていました。6年生のことを思い浮かべながら、もしかして、昨年度の自分を思い出しながら、分かりやすく、飽きられずに伝えるにはどうしたらよいかをについてのペアやグループで相談して作成していました。
2年生は、定期考査に向けての学習の時間でした。自ら進んで取り組む自主性を大切にしたいという学年の先生方の思いから、5教科5講座の中から、復習したい講座を自分で選んで受講したり、自習したい人は、自習用の教室で自分のやりたい教科の復習をしたりしていました。先生たちは、生徒の学びをサポートし、勉強の仕方や復習のポイントを伝えたりしました。みんなとても真剣に取り組んでいました。
1年生ポジティブ教育プログラム「断る」
今年度、本校で取り組んでいるポジティブ教育には、仲間同士を認め合い、支え合う力を育てる、ピアサポートトレーニングがあります。そのプログラムの中に、「断る」スキルの練習があります。互いに支え合うためには、自分ができないことは断ることが大切になります。相手を大切に思うからこそできる支え合い。でも、まず第一は、自分を大切にすることです。そして、自分を大切にするように相手を大切にする、その気持ちをもって「断る」にはどう伝えたらよいかを考える授業でした。
最初は、無理な誘いを受けて断る時の言い方を、自分の言葉で表現しました。その後、担任の先生ともう一人の先生が、誘う役と断る役の役割演技をして、断り方の3つの表現パターンを学びました。3つのパターンは、ドラえもんの登場人物に例えて、ジャイアンでいばりやタイプ、のび太でうじうじタイプ、しずかちゃんでさわやかタイプです。自分が考えた表現は、この3つのタイプのどれに近かったかを考えました。
次は、具体的な3つのケースの中から、それぞれ1つ選び、グループで、誘う役、断る役、その場面を観察する役に分かれ、実際に断る練習をしました。
私が入ったグループの一人の生徒は、『一緒に朝学校に行こうと誘われた。でも、朝は別の友達(ウさん)と登校しているので断る』ケースを考えました。その生徒さんは、「誘ってくれてありがとう。でも、朝は、ウさんと行くから一緒に行けない。ウさんがいいって言ったら一緒に行こう。だめだったら、別の日に遊ぼう。」という台詞を考えました。相手を大切にした断り方は、①誘ってくれたお礼を言う。②断る理由を言う。③別の提案をする。の3つの内容を伝えることで、その内容が台詞の中に全部入っていました。すばらしいです。誘う役の人も納得していました。
自分の気持ちを大切にしないで相手に合わせることは、心を健康に保つことができないし、そのため相手との関係も良好に保つことが難しくなります。自分を大切に、そして相手も大切に。今日学んだスキルを日常生活の中で生かしていってほしいです。
1年生 新入生を迎える会の準備が始まりました
2月1日(木)に行われる、新入生を迎える会。会の準備は、例年1年生が担当します。
一人一役を受け持ち、学校の紹介、生活、学習、行事、総合的な学習の時間の内容と部活動の6つの中から一つ選んで、紹介します。
部活動においては、4月の部活動オリエンテーションで、先輩からどんなふうに紹介されたか思い出してヒントにし、部活動の楽しさや厳しさを伝えます。
きっと6年生の児童さんは、緊張しているだろうから、アイスブレイキングで緊張をほぐしてあげようと考えています。どんなアイスブレイクがいいかを思案しています。紹介は、タブレットのkeynoteアプリで作成するスライドを使って行います。昨年度のスライドを見てイメージを膨らませていました。
1年前は自分たちが参加した迎える会。6年生のみんなが、中学校生活を楽しみにできるような、頑張るぞという意欲を高めることができるような、温かな会になることを期待しています。
2年生 体育の授業~器械運動~
2年生は、マットと跳び箱の器械運動に取り組んでいます。
準備体操には、器械運動につながるように、腕立て伏せや馬跳び等の補強運動を取り入れています。
次は5分間走。寒い時期なので体を温める目的もあるのですが、本校は持久力に課題があるので、改善に向けて1年間継続して取り組んでいます。体育館1周は約100メートル。10メートルごとにカラーコーンを置く工夫は、目標を小刻みに立てることができ、自分の記録更新も把握しやすいことにつなげています。
いよいよマットや跳び箱を使って器械運動。最初の用意は先生がします。「準備の仕上げはみんなですよ。協力して取り組んでください。」という声がかかると、全員が準備に取りかかりました。その様子は見ていて気持ちがよかったです。
今日は、男子生徒がマット運動でした。前転から一斉に始まりました。「より美しく回転しよう。」と目標を声かけられ、開脚前転、飛び込み前転と続きます。そのあと、倒立前転です。合間に壁で倒立の練習をする生徒もいます。女子生徒は、跳び箱。技のレベルに合わせて高さやマットなど何種類か用意されていて、開脚跳びや閉脚跳びから体を慣らしていきました。その後、いくつかの技が書かれているワークシートが配布されました。これは、自分が挑戦したい技を選んで練習するためです。今年の冬、何か一つ習得できる技があるといいです。できなくても、できるまで頑張ってほしいなと思います。
英語科 3年生 Discover Japan 日本文化再発見
3年生の英語の授業で、日本文化を1つ取り上げ、海外の人に紹介する記事を作りました。紹介するジャンルは、食べ物、ゲーム、考え方、服飾などさまざまで、子どもたちはそれぞれ自分の興味のある分野を取り上げ、紹介文を書きました。
普段何気なく関わっている日本のものを、海外の人目線で客観的に捉えなおし、その魅力が伝わるように工夫して記事を作成しました。完成した記事を、実際に交流を希望する海外の学校に向けて発信したところ、今回は、ベトナムのクアンガイ省にある私立学校(Trường Quốc tế IEC Quảng Ngãi)と交流を持つことができました。
自分たちが記事を投稿した同じボードに、遠くベトナムの学校から届いたメッセージ。福井で生活していると、普段あまりベトナムの文化に触れることはありません。子どもたちはベトナムの文化に対する記事を熱心に読み、コメントをつけていました。民族衣装であるアオザイや、米粉でできた麺料理のフォーなど、記事に書かれている内容をより詳しく調べて学んでいる子もいました。
今後はより多くの学校と交流を持ち、森田から世界へつながるルートを開拓していけたらと思います。
1年生 英語で「福井のおすすめのもの」を紹介しよう
1年生の英語の授業で、ALTのニコラス先生の友人で、パイロットをされているクリスさんに「福井のおすすめのもの」を紹介するという活動を行いました。以前、1年生あてに「友人のニコラスに会いに、福井を訪れたいから、おすすめのものを教えて」というビデオレターを送ってくれたクリスさん。今回は、それにお答えするために、森田の教室とカナダを中継で繋ぎました。
日本では午前11時頃でしたが、クリスさんのいるカナダ北部のバフィン島(北極圏!)は、前日の午後8時頃でした。クリスさんの現在地を地図で見て、そこがあまりにも地球の北部だったので、生徒たちはびっくり。気温は-14℃、風が吹き荒れれば-40℃にもなる極寒の地から、森田中の1年生と話ができることを、クリスさんは楽しみにして下さっていました。
初めてのオンライン対話に、生徒たちはガチガチに緊張しつつも、タブレットで写真を見せながら、既習事項を総動員して活動に取り組みました。越前そばや羽二重餅、恐竜博物館などについて、ガチガチに緊張しながらも一生懸命話す生徒たちの話を、クリスさんは質問やコメントを交えながら聞いて下さいました。そんな温かいクリスさんの様子に、生徒たちも楽しく会話をすることができました。
その日の「あゆみ」には、「緊張したけれど、クリスさんが優しく聞いてくれたので、自分の言いたいことを伝えることができた」「自分の英語が通じて嬉しかった」「またこういう機会があったら挑戦したい」といった感想が多く見られました。
実際に福井を訪れてみたいと考えているクリスさん。もしかしたら、生徒たちが画面越しではなく対面でクリスさんとお会いする日も近いのかもしれません。その際は、生徒たちが紹介したように、福井を丸ごと楽しんでもらいたいですね。
1年生 英語のグリーティングカード
英語の授業で、誕生日や感謝を伝える際の「グリーティングカード」について学習しました。教科書にはカードの書き方が載っているのですが、今回はちょっと頑張って英語で手紙を書くことに挑戦しました。
お手紙の宛先は、カナダのサンタさんです。カナダ郵便(Canada Post)では、毎年クリスマスシーズンになると、世界中から届いたサンタさんへの手紙に、それぞれ無料で返信をくれる"Santa letter program"というものを実施しています。
生徒たちは、カナダ郵便が公式で出しているテンプレートを参考にしながら、学校生活のことや自分の好きなもの、将来の夢など、思い思いのメッセージを書いていました。
完成した手紙は、既に森田の郵便局からカナダに向けて旅立ちました。カナダに到着するまで日数がかかるので、お返事が返ってくるのは、冬休み明けになると思います。
カナダのサンタさんは、皆さんのお手紙に、どんな返信をしてくれるんでしょうね。
1年道徳 心地よい聴き方を考えよう
1年生の道徳の授業では、ポジティブ教育にあるプログラム「ピア・サポートトレーニング」の中の『心地よい聴き方を考えよう』に取り組みました。
最初に、担任の先生から、ピア・サポートは仲間を助けることで、トレーニング(仲間づくり、困っている仲間の話を聴く、仲間同士で問題解決を行う)を通して、ピア・サポートする力を付けていくというお話を聞きました。
今日の課題は、「心地よい聴き方を考える」です。3つの聴き方の演技、最初の聴き方は、相手の言っていることをスルーしたり、話している人の顔を見ず、よそ見したりしながら聴く演技、二つ目は、あげ足をとったり、失礼な言い方で反応したりする演技、三つ目は、うなずきながら、時には相手の言っていることを繰り返して丁寧に聴く演技の動画を見て、感じたことを発表しました。腕を組んで聴く態度や相手をいらだたせるような反応、相手の行為に対して失礼な返答をする様子に気付いて発表していました。
先生から、漢字の「聞く」と「聴く」の違いについて、漢字のつくりをヒントにしたクイズが出され、生徒は二つの「きく」の違いを知りました。「聴く」の漢字の中には、耳、目、心のつくりがあり、中でも心が大切という話がありました。
次に、班になって、三つの聴き方を体験したり、その演技を観察したりする活動を行って、心地よい聴き方について考えました。感想は、タブレットのロイロノートを使って書きました。この後、感想を交流します。
相手を大切にする心は、態度で伝わります。相手を大切にすることは、相手の話を丁寧に聴くことで、相手の思いを理解することです。心地よい聴き方を上達させて、ピア・サポートできる力を付けてほしいと考えています。
3年生の授業の様子~体育の球技~
3年生の体育の授業は、バレーボールとハンドボールを選択して行っています。
授業を参観するのは2回目ですが、どのクラスも、とても上手です。バレーボールは、滑り込んでボールをつないだり、トスを上げてスパイクしたり、ハンドボールでは、パスをつないでシュートをしたりしていました。とても楽しそうでした。
3年生は今学力診断テストに向けて、本気で取り組んでいます。その中で、体育の授業は、体を動かして汗をかいたり声を出したりする体力づくりだけでなく、ストレス発散や一層勉強に集中する心づくりにつながるなと感じます。
これは、体育の授業の話ではないのですが、今日、校舎周りの安全点検をしていると、気付いた3年生の生徒さんが、「ありがとうございます!」と声を掛けてくれました。おかげでやる気がぐんぐんわいてきたし、とてもうれしかったです。
1年生理科~状態変化~
ロウを使って、液体から固体に状態変化した時の、質量と体積について調べました。
電子天秤を使って、質量を量ります。0.1単位のグラム数がなかなか定まらず、先生から、「机に体重を載せると電子天秤が不安定になります。」という指導を聞くと、素早く机から手を離し、みんなで電子天秤の数値に注目しました。その後、液体のロウの最上部を確認して、ビーカーに印付けしました。
氷水で液体のロウが入ったビーカーを冷やし、固体になるのを待ちました。
待っている間、今度は、エタノールで、液体から気体の状態変化と質量・体積の変化について、観察しました。先生の演示実験です。エタノールが温められて、袋が少しずつ膨らむ様子を確認しました。「体積がすごく増えた。」と誰かのつぶやき。「じゃあ質量は?」
ロウも少しずつ固まってきました。中央がへこみ、体積が少なくなっていることが分かりました。でも、質量を量っても変化しません。電子天秤の値が定まらないと、「机から手を離して」と仲間同士で指摘し、学びを生かしている場面もありました。「なんで質量は変化しないの?」という新たな疑問がもつ生徒もたくさんいました。
3年生 数学の授業~2次関数 変化の割合~
3年生は、2次関数で変化の割合の学習をしていました。
まずは、前回の復習。y=1/2x²で、(-6≦x≦2)のとき、yの変域を求める問題。高校では、変域のことを値域と言うよ、と高校の学習にもつなげます。
生徒が前に出て、黒板で解きます。先生曰く、「お、いいまちがいをしたよ」。その生徒は先生と対話をしながら解き進め、間違いを修正していきました。他の生徒も、正しい解き方を一緒にたどっているようでした。先生は、解き方のポイントをしっかり押さえます。
次の問題、y=ー1/3x² 同じ生徒がリベンジマッチと称して、もう一度前に出て解きます。「ちょっとまって。こわいんやけど。」と、ちょっと緊張気味の様子。それでも、今度は、一人で正解して、周りから拍手。友達の説明を聞きながら、自分の間違いを修正している生徒もいます。自主性を感じます。
生徒のはっとする新しい考えを、机間支援で先生は上手に拾い上げます。
一次関数の変化の割合と比べて、その違いを生徒自身が気づき、先生は、そこに気付いてほしかったと価値付けます。
最後に、y=1/2x²で、xが1から99まで変化するときの変化の割合を求めます。クイズのようでした。
これも、生徒が正解し、みんなに説明しました。難しかったけど、個人的にもとても勉強になりました。
2年生 英語の授業
2年生の英語の授業で、お世話になった人に英語で手紙を書く授業を行いました。
小学校の時の担任の先生に書く子、友達に感謝を伝える子など、宛先は様々です。
生徒たちは、思い出話に花を咲かせながら、一生懸命に取り組んでいました。
書きたい思いはたくさんあるけれど、それを英語で表現することが難しい!
生徒たちの質問で、黒板はかつてないほどに英文で埋め尽くされました。
すでに学習した表現が、意外とたくさん使えることに気づいてほしいな!
1年生 英語の授業
1年生の英語の授業に、授業後半から参観すると、「今、自己紹介のスライドを作っていたところでした。見てほしかったー。」の声。
残念~。でもその後の、学習もとても一生懸命でした。
教科担任の先生から、「次からの勉強は、少し難しくなります。それは、自分のことではなくて、自分以外の人を主語とする英文になるからです。」(三単現のsの登場)みんな先生の話に、耳を澄ませていました。その導入は、自分のきょうだいを紹介する学習です。
ペアになって、メグ役、ジョシュ役になって、「I have a brother[sister].の文に続けて、きょうだいを紹介する会話をしました。
じゃんけんで(じゃんけんももちろん英語です)どちらの役になるか決めて、始めます。
ペアを変えながら、どちらの役でも会話ができたら終了。教科書に、誰とペアになったかを書き込んで、先生に伝えにいきます。先生からは、シールをもらえます。
とてもよい表情で、進んで、会話に挑戦していました。がんばっていました。
また、このクラスは、よりよい学校生活を送れるように、目標を決め、決めた目標を掲示しています。
みんなでこの目標を意識して、頑張っている授業でした。
3年生ポジティブ教育~ピア・サポート 気持ちを読み取ろう~
先週、アップした2年生のポジティブ教育~ピア・サポート 気持ちを読み取ろう~は、3年生も取り組んでいます。
3年生のあるクラスは、アイスブレイクの絵しりとりを少し長めにして、リラックスした雰囲気で始めました。
2年生と同じ授業内容なのですが、3年生の反応を見ていると、少し大人に近づいているように感じました。
まずは、1つめのトレーニング。担任の先生が引いた気持ちカードを、表情や態度で表して、何のカードを引いたか、みんなで当てていきます。先生の引いたカードは、『甘え』で、先生の表現を見るたび、みんな大騒ぎです。先生の表現があまりにも上手だったので、生徒からは、「甘えだけは引きたくない」と笑いながらのつぶやきも。最初は、恥ずかしさからか、なかなか進まなかったのですが、「大丈夫」とか「どんまい」とか無言で肩を組んで励ますなど、このクラスらしい仲間同士の心の交流がありました。
2つめのトレーニングでは、「今日先生が家に来るの」のせりふを、引いた気持ちカードで伝えるエクササイズでは、1回目のトレーニングよりも、和やかな雰囲気でした。友達の表現を見て、「それは『期待』の表現ではないよ」とか「甘えなら、こうするといい」とか、演技指導?がはいるなど、相手の表現を真剣に受け止めていました。
活動が終わって、先生から、「表情1つで伝わり方が違う。言葉だけでなくジェスチャーも受け止めると、聞き方が変わってくる。言語、視覚、聴覚全ての情報で相手の気持ちを読み取ろうとしてほしいし、それを意識して伝えてほしい。」という話がありました。生徒からは、「みんなに見せたくない感情があったけど、授業で楽しくできてよかった。」「感情は読み取るのが簡単だと思っていたけど、やってみて難しいと感じた。」「身振りを意識して伝えてなかったけど、意識すると相手に伝わりやすいと分かった。」という感想がありました。
2年生 からだのつくりと働き<探究学習>
2年生の理科の授業では、からだの仕組みについて班ごとに分かれ実験や解剖を行いました。
アミラーゼの仕組みについて調べた班は,、だ液の代わりに大根おろしを用いて、デンプンがアミラーゼによって糖に分解されることを確かめました。
解剖では鳥の心臓を使い、血液がどのように流れているかをつまようじを使って観察をしました。
肝臓を用いた班は、オキシドールをかけ、肝臓の酵素がオキシドールを分解し、酸素が出てくることを線香を用いて確かめました。
骨と筋肉の仕組みは、手羽先を用いて、引っ張ったり皮をはいだりして調べました。
人体の肺の仕組みを調べた班は、実際にペットボトルと風船でモデルをつくり、肺の動きを再現をしました。
刺激と反応をテーマにした班は、意識して起こる反応にかかる時間をストップウォッチを用いて調べました。
各班、テーマををもち、発表に向けて実験を行い、レポートを書いていきます。
探究的な授業はそれだけ難しくもありますが、思考力が深まってもいきます。
2年生ポジティブ教育~ピア・サポート 気持ちを読み取ろう~
今年度から取り組んでいる、ポジティブ教育<ピア・サポート>。どの学年も、生徒に必要な時期を考えて、計画的に実施しています。
今日の授業は、<ピア・サポート>プログラムの1つ、「気持ちを読み取ろう」
まずは、班ごとに絵しりとりを行って、アイスブレイク。お互いの絵を見てリラックスし、よい雰囲気で授業がスタートしました。
まず、メラビアンの法則(人と人とのコミュニケーションで影響を与える、言語情報、聴覚情報、視覚情報の割合)の紹介。55%は、どの情報かを考えさせました。正解は、視覚情報。(言語情報はたったの7%!)このことを体感するために、気持ちカードを使うトレーニングに、グループごとに取り組みました。
最初は、裏返しにしてある、9個の気持ちカードから、各自1枚引き、そこに書いてある気持ちを表情や身振りで表現するトレーニングに挑戦しました。
次に、せりふ「今日、先生が家に来るんだ」を、引いた気持ちカードの気持ちで言うトレーニングをしました。
どちらも、演技というか表現に手こずったり、あまりにも分かりやすく表現するので「おー」とか「上手!」の関心の声が上がったりしていました。
トレーニングを終えての振り返りでは、「人は、視覚情報から相手の気持ちを読み取りやすいと分かった。マスクをしていると気持ちを読み取るのが難しい。」「言葉で伝えるよりも、動きを目で伝えた方が伝わりやすいと思った。」「気持ちを相手に伝えることは難しいし、読み取ることも難しいと感じた。」「声、表情、動きで相手の気持ちを読み取ることができるから、これからの生活で、相手の表情などを見たり自分の声や表情を気にしたりしながら生活するようにしたい。」という感想を共有しました。
1年美術~りんごのきょうだいをつくろう~
「りんごかもしれない」(著 ヨシタケシンスケ)という絵本をみなさんはご存じでしょうか。
”ある日、「ぼく」が学校から帰ってくると、テーブルの上にはりんごがひとつ置いてありました。
そのりんごをもとに、「ぼく」はさまざまな想像を巡らせていきます。(そして、たべちゃう。)” というストーリーです。
今回の題材は、その本をみんなで読んだ後に、オリジナルのりんごのきょうだいを作ろうというものです。
前回行った発想トレーニングの際に出てきたアイデアをもとに、りんごと別の何か(動作であったり、モノであったり)を組み合わせて、新たに創造した「りんごのきょうだい」を絵で表現していました。
りんごが、自ら体をよじってジュースを絞り出しているものや、
いろいろな病を表現したりんごもあります。腹痛、虫歯、恋煩いなど。写真は腹痛をあらわしたりんごです。そのりんごを食べると病気になってしまうかも…?というストーリーも詳しく考えていました。
りんごがため池で溶けている絵もありました。
他に、りんごとお風呂を組み合わせたり、りんごと生き物を組み合わせたりと、いろいろな想像がクロッキー帳から飛び出してきます。
次の時間から、紙粘土で立体にしていきます。どんな作品になるか楽しみです。
2年生職場体験学習の交流発表
8月22,23日に行った職場体験の学びを、体験先ごとにKeynoteにまとめました。発表は、クラスを解いて、一つの教室に、異業種の職場のグループが集まるようにして、いろいろな職場についての情報を伝え合いました。
Keynoteでは、一人1スライドを担当し、作成したページの内容について発表しました。タブレットを大型テレビにつなぎ、スライドを全体で共有しました。
発表内容は、授業者の紹介、業務内容、自分たちが体験させていただいたこと、そして、従業員の方たちへのインタビュー内容、感想です。
ケーズデンキで体験した生徒の、「自分の好きなことだけ知っていても、お客さんに質問されたとき答えられないので、いろんなことを学びことの大切さに気付きました。」という感想が心に残りました。
1年生家庭科の授業~食品と栄養素~
食品と栄養素。健康に生きていくための食について学ぶ、とても大切な授業でした。
栄養素、1から6群までの食品について学び、まず、今日の朝ご飯の食材から、摂取できた栄養素を調べました。
一日の食品群別摂取の目安について考える場面では、一日どれだけの量を食べたらよいかについて、先生から「給食の量の3倍の量」と伝えられると、「そんなに食べてない」という発言。昨日一日の食事を思い出して、何が不足しているかを具体的に考えました。
教科書の写真は、一日に必要な量を知るのに判断しやすい資料でした。
最後に、中学生が大人より多く必要な栄養素は2群の乳製品であり、牛乳以外の食品から広く摂取するとよいことを教えてもらいました。
これから体がますます成長する時期で、そのための食事を見直すきっかけとなるよい学びができました。
1年生 理科の授業~気体の発生~
1年生の理科の授業は、気体(二酸化炭素)の発生の実験でした。
気体について学んだ後、実験方法について説明を聞きました。
集め方は、水上置換。せっかく集めても、1本目の気体は捨ててしまいます。その理由をみんなで考えました。
なかなか意見が出ない中、「最初に出てきたのは、もともと試験管にあった気体だから。」の発表。「なるほど。」のつぶやきが聞こえます。
貝殻と薄い塩酸で発生した気体は何か。確かめるために石灰水や燃えた線香を気体の中に入れて結果を調べました。
気体発生の実験は始まったばかり。失敗しながらどんどん技術が高まっていくと感じます。
文化祭リハーサル~2年生~
明日はいよいよ学校祭1日目。今日は、最終のリハールがステージで行われました。
写真は、2年生の劇です。題名は「森男と森えもんの職場体験」です。
場面や動きに合わせて流す音響係も緊張感をもって取り組んでいました。