学校ブログ

1年生理科 溶岩を流そう

三国サンセットビーチの砂を、七輪で炭を燃やした熱で溶かして、溶岩を再現しました。3年生の先輩や福井大学の方も実験のお手伝いをしてくださいました。

溶かした砂は、山に見立てた砂山に流し込み、その様子を観察しました。白い砂は、溶けて真っ赤になり、まさにマグマでした。途中失敗もありましたが、2回目は無事成功。溶岩は、カクセン石の成分で暗緑色でした。授業者から、「実際に溶岩が流れる様子を見て、命を守るにはどう行動したらよいかという視点で考えることも大切です。」という話がありました。

生徒会選挙行われる!

来年度の生徒会を担う生徒会役員の選挙が行われました。

ます、選挙管理委員からの、「演説をしっかり聞いて、この人は!と思う人に投票してください。」の挨拶から始まりました。なんと、12人もの立候補があり、学校をよりよくしたいという思いをもち、そのためにどんなことをしたいかと具体的に演説しました。多くの立候補者が、先輩が学校を作り上げていった姿に憧れて立候補したことを伝えてくれていて、3年生が残してくれたものの大きさに改めて感謝しました。また、こうしたい、こうなりたい、そして自分も成長したいという強い思いが伝わってきました。どの生徒も素晴らしかったです。

全ての演説を聴いた後、本物の記載台と投票箱を使って、投票を行いました。「どうやって用紙を折るの?」『どっち向きで入れるの?」と近くにいる先生に聞きながら、ちょっと緊張感をもって投票しているようでした。この生徒会選挙を通して、来年度も森田中学校がさらにステップアップしていくことを期待してやみません。

ワーキング講座~人生の先輩から学ぶ~

 1年生は、総合の時間にこれからの進路決定のためのワーキング講座を行いました。今回は、30人の様々な職種の講師の方をお呼びし、生徒は5人の小グループになって、それぞれの講師の方からお話を聴きました。

 最初、生徒は緊張した様子で講師の方に質問をしていましたが、講師の方が優しく丁寧に答えてくださり、すぐに打ち解けました。お仕事の話だけではなく、学生時代やプライベートの話も赤裸々に話してくださり、生徒は熱心に話を聴きながらメモをとりました。ある班では「求人サイトにたまたまあった興味がなかったことでも、やってみると楽しくて、それが仕事になった」という講師の方の話を聴いて、何事も挑戦してみることは必要なのだと学んでいました。

 お話を聴いた後は、模造紙1枚に聴いたことをまとめました。講師の方もアドバイスをしてくださり、生徒は学んだことを整理しながら、アウトプットしました。60分間で完成させなければならなかったので、グループの中での役割分担も必要不可欠です。自分に出来ることを探して、みんなで力を合わせて模造紙を仕上げました。

 模造紙が完成したら、グループごとに発表をしました。自分達の言葉で、講師の方が伝えたかったことや自分が大切だと思ったことを伝えました。講師の先生からも「自分たちの言葉で分かりやすく伝えてくれてうれしい」とお褒めの言葉をいただきました。終始、生徒も講師の方も柔らかい表情で、とてもよい時間になりました。

卒業式予行

明日の卒業証明書授与式に向けて、予行を行いました。

卒業生の態度はもちろん、在校生の皆さんの態度も大変よかったです。明日も、今日の予行を生かして、みんなで心に残る式にしましょう。

3年生が美術で制作した、ステンドグラス作品を紹介します。

 

3年生最後の授業③

最後は、理科です。

最後の授業は、自分で探究したい内容について実験計画を立てて取り組みました。

静電気チェッカー作り、イカの解剖、スライムづくり、片栗粉のダイラタンシーの体験、メントスコーラーの実験をしていました。自分でやりたいことを決め、準備物から用意し、実験の手順を考え、やってみる。先生の指示は、安全面以外ほとんどありません。班で協力して、夢中になっていました。きっと何回かは作ったことがあるだろう、スライム作りでも、砂鉄を入れて磁力で動く工夫。大人は思いつかないような発想です。

中学校を卒業後も、自分のやりたいことを見つけて、挑戦。うまくかないことこそ学ぶチャンスと考え、try and errorからのlearn!森田中学校は、いつまでも3年生の皆さんを応援しています。

 

3年生球技大会~バスケットボール~

今日は、待ちに待った球技大会です。シュートが決まっても決まらなくても、「わー」「きゃー」という声や、「がんばれ」の応援、拍手など、体育館は熱気であふれていました。また一つ、卒業に向け、みんなとのよい思い出ができましたね。

3年生最後の授業②

今日は、数学と国語の授業。

数学は、パソコン室で、「標本調査とデータの活用」。前時までに学んだ標本調査の方法を基に、コンピュータソフトの表計算とrandbetweenの関数を利用して、320個のミカンの重さの平均を出す課題に挑戦していました。困ったときには助け合いながら、課題解決していました。

国語は、3年間の振り返り。これまでの学習をクイズ形式で思い出した後、それぞれ心に残った授業や教材について、タブレットのロイロノートアプリを利用して記入し、提出しました。走れメロスや少年の日の思い出、古文などなど、一人一人違っていました。みなさんもそうであったように、国語の授業で出会った、物語や古文、故事成語・・・きっとずっと忘れないだろうと思います。授業で振り返る機会があることは大切だなと感じました。

3年生最後の授業

3年生の授業は、今週で終了になります。来週からは、学活や球技大会、卒業式の練習になります。

そこで、今週は、3年生の授業風景を中心にお伝えします。

まず、音楽の授業。卒業式で歌う歌の練習をしていました。男子生徒は力強く、女子生徒は柔らかな歌声。卒業間近の3年生の歌声には、3年間の成長や様々な思い出がぎゅっと詰まっているようで、また、選曲した曲の歌詞はこれまでのみんなに寄り添っているようで、胸が熱くなります。

次は、美術。ステンドグラスで卒業制作をしていました。どの作品からも、表現したい思いやわたしはここにいるという存在感が伝わってきます。デザインした絵に光に透かすと、キラキラ輝きます。とってもきれいでした。3年生の未来のようです。

全員が仕上がったら、写真をブログにアップします。

 

1年生 技術科の授業

1年生は、木材加工の授業で、「部屋に使えるもの」をテーマに、棚を作っています。

何に使うかという目的を考え、強度、高さ、仕切りの付け方等を設計しました。

そろそろ仕上げの段階でした。作った感想を聞くと、「のこぎりで木を切るのがむずかしかったー。」と言う生徒もいました。自分で作った作品は、世界でたった一つです。大事に使ってほしいなと思います。

 

ようこそ!先輩~石盛町の織工房「風美舎」の澤田勝さん来校~

来校してくださった澤田さんは、森田中学校の卒業生です。外部の方による授業は、出前授業やゲストティチャーと言われたりしますが、タイトルを『ようこそ!先輩』としました。

澤田さんのお仕事は、織布工。カラミ織りによる、お坊さんの法衣生地や法衣織物の織布技能に卓越し、今年度の優秀技能者として福井県より表彰されました。

ご自分が作った『もの』を実際見せて、自分がやってきたことを伝えたいという思いをもってくださり、授業を引き受けてくださいました。

澤田さんの話から、織物の糸のことや、昔戦争でパラシュートに使われたり、車に装備されているエアバックに使われていたり、石油が原料の合成繊維でユニクロのエアリズムが開発されたり、炭素で作られた繊維で車や飛行機の機体が作られたりしていることなど、織物の活用例なども分かり、繊維は多様で、その可能性は宇宙まで広がっていることを知りました。中には、陸上選手だったカール・ルイスが世界記録を出したときに履いていたシューズまで紹介してくださいました。

カラミ織りをしている人はあまりいません。澤田さんは、カラミ織りの仕事をとても長く続けておられます。作られた法衣は、お寺の多い京都で使われることが多いのですが、京都で商売をするのは、簡単なことではないそうです。しかし、澤田さんの技術は非常に信頼されていて、このことこそが長く仕事を続けることができる所以です。

今日紹介してくださった技術の一つの、モアレ模様。モアレ模様は布が重なってできる縞、干渉縞(かんしょうじま)のこと。繊維だけでなく写真や印刷でできる干渉縞は、あまり好ましくないものとされています。しかし、澤田さんは、逆転の発想で、この縞をデザインとして活用します。作られたのが、看板やインテリア照明。とても幻想的で素敵でした。生徒から、「進路でデザイン科に進みます。モアレ模様を商品にできた発想がすごいです。この発想力はどのように高めますか。」という質問があり、「展示会などいろいろなものを見て、勉強し、自分は何をしたらよいかを考えました。モアレ模様はだめという考えがありましたが、逆に活用できるのではないかと思いつきました。いろいろなものに触れるのが大事です。」というアドバイスをいただきました。ありがとうございました。

 

本番!立志のつどい

今までの自分を素直な気持ちで振り返り、これからの生き方、進路を考える立志のつどい。

つどいは、先人調べチーム、進路調べチーム、地域調べチーム、学年調べチームによる発表と学年合唱がありました。

先人調べチームは、憧れに人アンケートをし、名言の紹介をしました。憧れの人の中に、お父さんやお母さんもあり、素敵だなと感じました。橋本左内先生と啓発録についての発表もありました。そして、一人一人が考えた啓発録の紹介もありました。

進路調べチームは、これから社会で求められ力を知るために、かゞみやの社長さんや丸岡高校の先生を招いて伺ったお話の紹介や職場体験で学んだことを発表しました。

地域調べチームは、1,2年の総合で学んだことを発表しました。森田地区をスタートに金沢、敦賀で調べ学習を行い、新幹線が通る福井の未来について考えたことを伝えました。

学年調べチームは、自分たちの学年をよくするために強みと弱みを分析し、学年目標を考えました。目標を立てた理由と、目指す姿を具体的に示しました。真の仲間となり、学校を引っ張り支えることや、さらに進路選択、決定に向けての覚悟や決意を感じました。

そして、学年合唱。選んだ曲は、Mrs.GREEN APPLEの「僕のこと」。初めて聴く2年生の全員合唱に、心が震えました。ここまでしっかり歩み、成長してきたことがこの歌で伝わってきました。

「これからみんなが通る道」~講師山村さんのお話を聴いて~

 1年生の総合では、山村さんという講師の方を招いて、進路と未来の社会についてのお話を聴きました。

 まず、生徒は今までの総合の学びの軌跡を山村さんと確認しました。1年生が中学生レベルとして掲げている「進路決定できる・計画的に活動できる・発表できる」という目的を今回の活動で実現するためです。生徒は、メモをとって熱心にお話を聴いていました。

 1つ目の進路についてのお話では、現代が予測不可能な社会のため、1年生から社会に出る準備をして学ばなければならないことを確認しました。中学生の間に、進路を決めることが重要であり、将来のなりたい自分のために何を何のために学ぶのかを明確に決めることの大切さを学んでいました。

 2つ目の未来の社会についてのお話では、これからは人生100年時代、人口減少、AIの進出の3つの大きな変化が起こり、学び方・働き方が変わっていくことを学びました。これからの時代は、知識を活用することが求められ、日々自分をアップデートして知識を活用していくために、学校の授業を受けるのだと気付いていました。

 山村さんのお話の後は、グループになって、100歳までの人生を、人生のモチベーションを基準にして計画する活動しました。グループごとに、100年の人生の中で起こる出来事を思い描きながら、和気あいあいと人生を計画しました。

 最後は、全員の前で計画した人生を発表しました。山村さんからは、「人生を計画することは難しかったかもしれないけれど、自分自身をしっかり見つめて、社会に求められるスキルを理解しておくことで、人生を計画することはもっと楽しくなる」という言葉をいただきました。

 

いよいよ立志のつどい直前

2月20日(火)に行われる、2年生の立志のつどいに向けてリハーサルが行われました。

後ろから見学しましたが、緊張感が伝わってきました。

どんな内容だったかは、お楽しみです。

当日は、1年生も参加し、2年生の発表を見ます。

また、廊下には、一人一人の啓発録がクラスごとに掲示され出しました。

立志のつどいの後は、第1回進路説明会が行われます。

3年生に向けて、まずは一歩。楽しみです。

 

ふくい桜マラソン2024応援旗

2024年3月31日に行われる、ふくい桜マラソン。

新幹線と平行して通っている道では、ランニングをしている方を見かけます。もしかしたら、ふくい桜マラソンに出場されるのかなと勝手に想像しています。

森田中学校の前の道路は、マラソンコースの約20㎞地点となっていて、収容関門、救護所、トイレ、エンドステーションなどが設置されていて、重要なポイントとなっています。

ふくい桜マラソンを盛り上げるために、教員と生徒が一緒になって、「応援する会」を立ち上げ、森田中学校の前を走るランナーの皆さんに声援を送ることを計画しています。

その第1弾として、のぼり旗を作成しました。なかなかの力作です。

春風になびく旗の横を、力強く走るランナーの皆さんの姿を想像すると、とてもわくわくします。

選手の皆さんの力走を期待しています。

図書館に新しい本が入りました

新書は、53冊。どの本も、福井市の蔵書リストから選んだ推薦本です。

学校司書の先生は、実は、インテリアコーディネーターでもあられます。その先生お薦めは、「この椅子が一番」。椅子に関わる専門家が選ぶ椅子の紹介本です。そして、その読みを深める、「手作りする木のスツール」。そのタイトル通り、スツールを手作りできる作り方の紹介本。そして、「探検家の地図」は、探検の歴史、例えば探検家が実際に歩いたルートやその土地のトリビアが記されています。この本を読んだ次は、冒険家の石川直樹さんが書かれた、「いま生きているという冒険」を読むもおもしろいと教えてくれました。地図から地理の本に読み深めることも読書の楽しさの一つだそうです。

図書委員の人が、読書カードを作成しました。おすすめの本について紹介されています。

最後は、私が読んでみたい本です。

価値観が多様な時代。読書を通じて、自分の世界、価値観を広げて、多様な物の見方ができるといいです。ぜひぜひ、図書館へ行こう!

 

 

 

1年生の音楽と家庭科の授業

今日は、1年生の音楽と家庭科の授業をお伝えします。

1年生の音楽は、ギターを弾く学習です。まず、ギターという楽器の特徴を知ったり、ギターの部位の名称を覚えたりしてから、ドレミを弾けるようにします。そして、きらきら星と聖者の行進の曲に挑戦します。難しい指使いですが、少しずつなれてきているようです。

家庭科は、ブロッコリーとハムと卵の炒め物を作りました。休み時間の間に身支度を調え、手際よく作業を進め、あっという間にできあがっていました。とてもいい匂いでした。おうちでも、ぜひ作ってくださいね。

 

ジョハリの窓~自分の意外な一面に気付く~

 1年生は、これから無数にある進路から自分が進む道を選んでいきます。そのために、自分自身を深く知るための活動を行いました。

 最初に、自分が当てはまると思う性格の項目を、25個の中から4個選びます。次に、5人グループになって、メンバーに当てはまると思う性格の項目を4つずつ選び、ふせんに理由を書きます。そして、ふせんを交換し、「自分も他人も知っている」「自分は知っていて他人は知らない」「自分は知らなくて他人は知っている」の3つに分類しました。

 3つの分類から、生徒は、自分が思っている自分と他人が思っている自分との違いに気付いていました。また、自分では気付いていなかった自分を大切にしていきたいという生徒もいました。3つの分類の結果から、自分のコミュニケーションの取り方も分析できているようでした。

森田駅『夢ギャラリー森田』に作品が展示されています

森田駅にある『夢ギャラリー森田』は、森田公民館と森田地区文化委員会によってひらかれています。

今月は、森田中学校の作品が展示されています。

初めて行きましたが、とても素敵な空間で、ほっと一息つく時間にもなりましたし、駅にいながら美術館に来ているわくわくも感じました。展示は2月いっぱいです。ぜひぜひ行ってみてください。おすすめです!