学校ブログ
3年生球技大会~バスケットボール~
今日は、待ちに待った球技大会です。シュートが決まっても決まらなくても、「わー」「きゃー」という声や、「がんばれ」の応援、拍手など、体育館は熱気であふれていました。また一つ、卒業に向け、みんなとのよい思い出ができましたね。
3年生最後の授業②
今日は、数学と国語の授業。
数学は、パソコン室で、「標本調査とデータの活用」。前時までに学んだ標本調査の方法を基に、コンピュータソフトの表計算とrandbetweenの関数を利用して、320個のミカンの重さの平均を出す課題に挑戦していました。困ったときには助け合いながら、課題解決していました。
国語は、3年間の振り返り。これまでの学習をクイズ形式で思い出した後、それぞれ心に残った授業や教材について、タブレットのロイロノートアプリを利用して記入し、提出しました。走れメロスや少年の日の思い出、古文などなど、一人一人違っていました。みなさんもそうであったように、国語の授業で出会った、物語や古文、故事成語・・・きっとずっと忘れないだろうと思います。授業で振り返る機会があることは大切だなと感じました。
3年生最後の授業
3年生の授業は、今週で終了になります。来週からは、学活や球技大会、卒業式の練習になります。
そこで、今週は、3年生の授業風景を中心にお伝えします。
まず、音楽の授業。卒業式で歌う歌の練習をしていました。男子生徒は力強く、女子生徒は柔らかな歌声。卒業間近の3年生の歌声には、3年間の成長や様々な思い出がぎゅっと詰まっているようで、また、選曲した曲の歌詞はこれまでのみんなに寄り添っているようで、胸が熱くなります。
次は、美術。ステンドグラスで卒業制作をしていました。どの作品からも、表現したい思いやわたしはここにいるという存在感が伝わってきます。デザインした絵に光に透かすと、キラキラ輝きます。とってもきれいでした。3年生の未来のようです。
全員が仕上がったら、写真をブログにアップします。
1年生 技術科の授業
1年生は、木材加工の授業で、「部屋に使えるもの」をテーマに、棚を作っています。
何に使うかという目的を考え、強度、高さ、仕切りの付け方等を設計しました。
そろそろ仕上げの段階でした。作った感想を聞くと、「のこぎりで木を切るのがむずかしかったー。」と言う生徒もいました。自分で作った作品は、世界でたった一つです。大事に使ってほしいなと思います。
ようこそ!先輩~石盛町の織工房「風美舎」の澤田勝さん来校~
来校してくださった澤田さんは、森田中学校の卒業生です。外部の方による授業は、出前授業やゲストティチャーと言われたりしますが、タイトルを『ようこそ!先輩』としました。
澤田さんのお仕事は、織布工。カラミ織りによる、お坊さんの法衣生地や法衣織物の織布技能に卓越し、今年度の優秀技能者として福井県より表彰されました。
ご自分が作った『もの』を実際見せて、自分がやってきたことを伝えたいという思いをもってくださり、授業を引き受けてくださいました。
澤田さんの話から、織物の糸のことや、昔戦争でパラシュートに使われたり、車に装備されているエアバックに使われていたり、石油が原料の合成繊維でユニクロのエアリズムが開発されたり、炭素で作られた繊維で車や飛行機の機体が作られたりしていることなど、織物の活用例なども分かり、繊維は多様で、その可能性は宇宙まで広がっていることを知りました。中には、陸上選手だったカール・ルイスが世界記録を出したときに履いていたシューズまで紹介してくださいました。
カラミ織りをしている人はあまりいません。澤田さんは、カラミ織りの仕事をとても長く続けておられます。作られた法衣は、お寺の多い京都で使われることが多いのですが、京都で商売をするのは、簡単なことではないそうです。しかし、澤田さんの技術は非常に信頼されていて、このことこそが長く仕事を続けることができる所以です。
今日紹介してくださった技術の一つの、モアレ模様。モアレ模様は布が重なってできる縞、干渉縞(かんしょうじま)のこと。繊維だけでなく写真や印刷でできる干渉縞は、あまり好ましくないものとされています。しかし、澤田さんは、逆転の発想で、この縞をデザインとして活用します。作られたのが、看板やインテリア照明。とても幻想的で素敵でした。生徒から、「進路でデザイン科に進みます。モアレ模様を商品にできた発想がすごいです。この発想力はどのように高めますか。」という質問があり、「展示会などいろいろなものを見て、勉強し、自分は何をしたらよいかを考えました。モアレ模様はだめという考えがありましたが、逆に活用できるのではないかと思いつきました。いろいろなものに触れるのが大事です。」というアドバイスをいただきました。ありがとうございました。