2023年12月の記事一覧
吹奏楽部 クリスマスコンサート
明日はクリスマスイブ。聖なる日の前日に森田中学校体育館で吹奏楽部によるクリスマスコンサートが開かれました。保護者を始め、おじいちゃんやおばあちゃん、学級の友人等多数のお客様が演奏を聴きに来てくれました。披露曲は学園天国、K点を越えて、恋人たちのクリスマス、クリスマスソング、宝島の5曲で、演奏が終わるごとにわれんばかりの賞賛の拍手が体育館に響きました。演奏者も観客も笑顔のクリスマスコンサートとなりました。
このように成長している生徒の姿を保護者の皆様と共有できることは、学校側も大変うれしいことです。参加してくださった皆さん。ありがとうございました。メリークリスマス。
明後日25日はアンサンブルコンテストがフェニックスプラザで開催されます。精一杯心に響く演奏ができるよう、応援しています。
2023年が終わります 来年もどうぞよろしくお願いいたします
今年は、コロナウイルス感染症が5類に移行し、学校行事もほとんどが制限なく行われました。少しずつコロナ禍前の学校に戻ってきたなと感じます。その中で、教職員の働き方改革が広く議論され、学校行事の精選や教員の業務の見直しを考慮しながら、また、行事等の取組方を工夫しながら行うことで、森田中学校の伝統を受け継いだり、地域の方と協力しながらの新しい活動が始まったりと大変充実した一年となりました。これも、保護者や地域の皆様、本校に関わりのある方々の温かいご理解とご協力があるからだと心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
2024年辰年も生徒が主体的に自主的に成長できるよう、教職員一同力を合わせ、知恵を出し合い、チームワークを大切にしながら、支援、指導を行っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
新校舎の建設は予定どおり進んでいます。床張りも終わり、外回りの工事に着工しています。
英語科 3年生 Discover Japan 日本文化再発見
3年生の英語の授業で、日本文化を1つ取り上げ、海外の人に紹介する記事を作りました。紹介するジャンルは、食べ物、ゲーム、考え方、服飾などさまざまで、子どもたちはそれぞれ自分の興味のある分野を取り上げ、紹介文を書きました。
普段何気なく関わっている日本のものを、海外の人目線で客観的に捉えなおし、その魅力が伝わるように工夫して記事を作成しました。完成した記事を、実際に交流を希望する海外の学校に向けて発信したところ、今回は、ベトナムのクアンガイ省にある私立学校(Trường Quốc tế IEC Quảng Ngãi)と交流を持つことができました。
自分たちが記事を投稿した同じボードに、遠くベトナムの学校から届いたメッセージ。福井で生活していると、普段あまりベトナムの文化に触れることはありません。子どもたちはベトナムの文化に対する記事を熱心に読み、コメントをつけていました。民族衣装であるアオザイや、米粉でできた麺料理のフォーなど、記事に書かれている内容をより詳しく調べて学んでいる子もいました。
今後はより多くの学校と交流を持ち、森田から世界へつながるルートを開拓していけたらと思います。
2年生 調理実習~野菜を食べよう~
2年生の家庭科では、まず、加工食品の長所と短所を考え、表示の見方や購入するときに気を付けるべき点について学習しました。さらに、ハムについて、添加物と安全について学びを深めました。
加工食品についての学習を生かし、火を使わず、手軽に調理でき、野菜が好きになる献立として、切り干し大根、キュウリ、ハムのサラダ作りに挑戦しました。切り干し大根や調味料のごまは、カルシウムがたっぷりで、成長期の中学生にはもってこいの食材です。
冬休みの宿題の中に、家庭科のお料理を作ることが入っています。家庭科の授業を思い出して、今度は一人でチャレンジするのもいいですし、具を変えてアレンジしてみるのもいいですね。
下校時の交通事故を防ぐために
先日、地域の方から、「日没が早くなり、下校時が大変暗くなっている。制服が黒っぽいので、徒歩の子はもちろん自転車に乗っている子も、横から見ると大変見えにくく、車を運転していると気付くのが遅れることがある。反射材を付けることも必要ではないか。」という、生徒の命を守るお話をいただきました。
さっそく、担当の教員が下校の様子を見に行くと、横断歩道を渡っている生徒がほとんどでしたが、街灯もなく、お電話のお話のように大変危険に感じました。
学校でも、横断歩道を渡ること、渡る前に立ち止まって、左右の確認をすることの指導を行います。
おうちでも鞄のサイドに反射材を付けるなど、車から命を守るサポートをお願いします。
九頭竜会の方々によるグラウンドの整備のお礼動画
サッカー部が、九頭竜会の方へのお礼の動画を作成しました。
→ お便り・お知らせ「①学校より サッカー部よりお礼の動画」
※パスワードが設定されています
九頭竜会の方によるグラウンド整備の様子は、11月27日投稿の本ブログをご覧ください。
「夢と探究を語るラウンドテーブル」丸岡高校✖️金津中学校✖️森田中学校
令和5年12月15日(金)
3年生の皆さんは、プラネタリウムでの学習の後、あわら市のあわら市中央公民館において、「夢と探究を語るラウンドテーブル」を開催しました。今回は、福井大学で開催されている福井ラウンドテーブルの生徒ポスターセッションに参加している丸岡高校、金津中学校、そして森田中学校で、これまで取り組んできた「探究を通した学び」を互いに実践報告し合いました。
最初に、代表生徒による3校の実践についてプレゼンテーションを行いました。森田中学校はSDGsプロジェクト実行委員の生徒がこれまでの「もりたSDGsプロジェクトの3年間の取組」を発表しました。金津中学校は「あわら考古学」「個人探究での取組」を、丸岡高校は「みらい共創」や「地域協働探究」など高校での探究を紹介してくださいました。
これをもとに、丸岡高校の山内校長、森田中学校の髙間校長からご講評やご助言をいただき、グループごとのラウンドテーブルへと移っていきました。テーブルは全43、ファシリテーターは丸岡高校2年生がしてくださいました。森田中3年生は「My story」という森田中学校での自分の実践や探究の学び、将来の夢をポスターにまとめ、グループのメンバーに紹介しました。
互いの実践報告後、「良いところ、魅力探し」というテーマで、気づいたことや互いの実践の素敵なところを、「円卓ん」のボードに書きこんでいきました。共通するキーワードをボードの中央にまとめ、最後に奥村くん、塚本くん司会のもと、全体共有がされました。
「森田中学校、金津中学校、丸岡高校がこうやってつながることで、また新しいことが生まれると感じた。」
「中学生でもしっかりと探究に取り組んでいて、高校での探究もさらにいいものにしたいと刺激を受けた。」
「金津中学校は一人一人がしっかりとテーマを設定して、探究に取り組んでいてすごかった。」
「森田中学校は探究と自分のこれからの生き方についてもつなげて考えていたのがすばらしかった。」
「森田中学校は地域だけでなく、ASEANやOECDなど世界とつながろうとしているのに驚いた。」など
互いに感動したこと、学んだことを交流し合っていました。
最後に福井大学教職大学院の西川先生から「中学校から自分でテーマを設定して、探究し、学んだことを語れることに感動しました。このような経験は将来につながる大切な力になる。また高校生活や社会でも、探究での学びを活かしてください。」とメッセージをいただきました。最後にみんなで記念撮影をしました。今後も、学校がつながりをもっていろんなことにチャレンジできるスタートの学びの場となりました。
冬の理科の校外学習「プラネタリウム 森田中学校バージョン」in セーレンプラネット
令和5年12月15日(金)
3年生が午前中に福井駅前ハピリン5階の「セーレンプラネット」にて、冬の理科の校外学習を行いました。プラネタリウムでは、スターガイドの山口さんから太陽の動きや季節による星の見え方の変化、季節が生じる理由や黄道十二星座などを解説していただきました。授業で学んだことと実際にプラネタリウムに投影されているものをつなげながら、生徒の皆さんはスターガイドと対話をしながら鑑賞して楽しく学んでいました。
今回は森田中学校のグラウンドから見た星空という、特別バージョンのプラネタリウム。東側の校舎から太陽が登り、南中後に西に沈む様子や、季節によって南中高度が変化することが実感できました。「たしか握りこぶし1個が10°だったよね。」と実際に握りこぶしを使って高度を測る生徒、「子午線って授業でも学習しました!」「季節は地軸の傾きが原因だったんだ。」と気づきをつぶやく生徒など、それぞれに日頃の学習とつなげながらプラネタリウムを楽しむ姿が見られました。
昼食時には、4階のボランティアセンターの職員の方々から、ボランティアについてのお話をいただきました。高校や社会で地域社会に貢献したり、困っている方をサポートできることにもチャレンジしていきたいですね。
我が校伝統の剣道祭が行われました
34回目となる、伝統の剣道祭。今年度も、学年で、日をずらして、3日間にわたり実施しました。
先陣を切ったのは、3年生。体育委員による「正座」「黙想」「互いに礼」の声掛けで、いつもの体育館が、凜とした道場に変わりました。もちろん全員裸足です。3日間とも暖かい日で少しほっとしました。
礼に始まり、礼に終わる武道。相手がいるからこそ、自分が高まります。お互いを尊重する気持ちをもって試合が行われました。
最初は、剣道部による公開試合。体育の授業でも仲間に教えるなど、みんなの模範でした。とてもかっこよかったです。剣道部の生徒達は、その後も、審判や結果の記録など運営面でも剣道祭を支えてくれました。
学級対抗戦も、体育の授業で学んだ成果を十分に発揮していました。試合時間は1分半なのですが、汗だくになります。それほど、竹刀を振る力が必要で、体をずっと動かし続けているのでしょう。
声がかれるほど応援し、友達の勝利を自分のことのように喜び、負けてもその頑張りをねぎらい、うれしさと悔しさを共に分かち合っていました。その姿にとても感動しました。また、クラスメートの道具のひもを結ぶのを手伝う姿も微笑ましかったです。
3年生の様子を取材してくださった、新聞記者の方が、「こんなに一生懸命になれるんですね。」と感心しておられました。こうやって生徒が一生懸命取り組むことで伝統が受け継がれていくんだなと感じました。
不審者対応避難訓練をしました
12月11日に、不審者対応避難訓練を実施しました。
学校の不審者対応の管理マニュアルの見直しと対応方法が一目で分かるようにリーフレットの作成を行いました。また、事前に、職員全体で、県外で実施された不審者対応避難訓練の動画の視聴し、初期対応する職員同士で何度も打ち合わせをしました。不審者を押さえるさすまた班も、押さえ方の確認をしました。
不審者が入ってきたことを知らせる放送で、全教室でバリケードをつくり、犯人が確保されたことを伝える放送で、全員が体育館に避難しました。
校長先生からは、「今回の避難訓練は、学校が安全であるための、先生達の訓練です。みんなには、不審者や不審者に対応する先生達の声が聞こえたと思いますが、声は聞こえるけれど姿が見えないことがみんなの命が守られているということなのです。学級、学年、学校を大切にする、地域を大切にし、住みよい町にすることが、安全な生活、命を守ることにつながっていきます。」というお話がありました。
警察の方に、自分がトイレやグラウンドにいたとき不審者が侵入した場合の対処や正しいバリケードのつくり方、バリケードをつくっても窓を割って入ってきたときの対応方法を質問することができました。
避難訓練後、警察の方と担当者が振り返りを行い、改善点を確認しました。学校が安全な場所になるよう、日頃から目張り気配り、安全確認を怠らずにしていきます。