我が校伝統の剣道祭が行われました

34回目となる、伝統の剣道祭。今年度も、学年で、日をずらして、3日間にわたり実施しました。

先陣を切ったのは、3年生。体育委員による「正座」「黙想」「互いに礼」の声掛けで、いつもの体育館が、凜とした道場に変わりました。もちろん全員裸足です。3日間とも暖かい日で少しほっとしました。

礼に始まり、礼に終わる武道。相手がいるからこそ、自分が高まります。お互いを尊重する気持ちをもって試合が行われました。

最初は、剣道部による公開試合。体育の授業でも仲間に教えるなど、みんなの模範でした。とてもかっこよかったです。剣道部の生徒達は、その後も、審判や結果の記録など運営面でも剣道祭を支えてくれました。

学級対抗戦も、体育の授業で学んだ成果を十分に発揮していました。試合時間は1分半なのですが、汗だくになります。それほど、竹刀を振る力が必要で、体をずっと動かし続けているのでしょう。

声がかれるほど応援し、友達の勝利を自分のことのように喜び、負けてもその頑張りをねぎらい、うれしさと悔しさを共に分かち合っていました。その姿にとても感動しました。また、クラスメートの道具のひもを結ぶのを手伝う姿も微笑ましかったです。

3年生の様子を取材してくださった、新聞記者の方が、「こんなに一生懸命になれるんですね。」と感心しておられました。こうやって生徒が一生懸命取り組むことで伝統が受け継がれていくんだなと感じました。