学校ブログ

2年生道徳 いじめ予防授業

11/8(金)の5限目に、弁護士の西尾祐馬先生をお迎えして、体育館にていじめ予防授業が行われました。

西尾先生からは、弁護士の仕事について教えていただき、テレビなどで良く見るような刑事事件以外にも、民事で交通事故、離婚、相続、借金などで困ったり悩んだりしている人の手助けをする機会のほうが多いことを知りました。

弁護士の仕事で大切な考え方は、当事者同士の意見を公平な立場ですりあわせ、なるべく当事者同士が納得のいく方向へ導いていくように心がけること、との答えでした。

今回の授業では、朝活動でまず「A、B、C、Dの4人の中で起こったトラブルからの、いじめに発展するような事例」について文章を読み、自分の意見を出したものを、体育館で生活班ごとに発表し合いました。

この事例のポイントは、「傍観者になっていないか?」というところでした。

何もしなかったり、無関心でいることは、いじめに対しての「小さなイエス」と捉えかねないので、もし、少しでも思いがあるのであれば、「小さなノー」の意思を周りに提示していくことが大事であるということを学びました。

生徒の発表の際に、「当事者同士で解決できない場合は、周りの信頼できる大人に相談する」という意見も出ました。

生徒ひとりひとりが、いじめを予防する、広げないために自分に何ができるかを考える授業になりました。