カテゴリ:授業の様子

2年生 体育の授業~器械運動~

2年生は、マットと跳び箱の器械運動に取り組んでいます。

準備体操には、器械運動につながるように、腕立て伏せや馬跳び等の補強運動を取り入れています。

次は5分間走。寒い時期なので体を温める目的もあるのですが、本校は持久力に課題があるので、改善に向けて1年間継続して取り組んでいます。体育館1周は約100メートル。10メートルごとにカラーコーンを置く工夫は、目標を小刻みに立てることができ、自分の記録更新も把握しやすいことにつなげています。

いよいよマットや跳び箱を使って器械運動。最初の用意は先生がします。「準備の仕上げはみんなですよ。協力して取り組んでください。」という声がかかると、全員が準備に取りかかりました。その様子は見ていて気持ちがよかったです。

今日は、男子生徒がマット運動でした。前転から一斉に始まりました。「より美しく回転しよう。」と目標を声かけられ、開脚前転、飛び込み前転と続きます。そのあと、倒立前転です。合間に壁で倒立の練習をする生徒もいます。女子生徒は、跳び箱。技のレベルに合わせて高さやマットなど何種類か用意されていて、開脚跳びや閉脚跳びから体を慣らしていきました。その後、いくつかの技が書かれているワークシートが配布されました。これは、自分が挑戦したい技を選んで練習するためです。今年の冬、何か一つ習得できる技があるといいです。できなくても、できるまで頑張ってほしいなと思います。

英語科 3年生 Discover Japan 日本文化再発見

 3年生の英語の授業で、日本文化を1つ取り上げ、海外の人に紹介する記事を作りました。紹介するジャンルは、食べ物、ゲーム、考え方、服飾などさまざまで、子どもたちはそれぞれ自分の興味のある分野を取り上げ、紹介文を書きました。

 普段何気なく関わっている日本のものを、海外の人目線で客観的に捉えなおし、その魅力が伝わるように工夫して記事を作成しました。完成した記事を、実際に交流を希望する海外の学校に向けて発信したところ、今回は、ベトナムのクアンガイ省にある私立学校(Trường Quốc tế IEC Quảng Ngãi)と交流を持つことができました。

 自分たちが記事を投稿した同じボードに、遠くベトナムの学校から届いたメッセージ。福井で生活していると、普段あまりベトナムの文化に触れることはありません。子どもたちはベトナムの文化に対する記事を熱心に読み、コメントをつけていました。民族衣装であるアオザイや、米粉でできた麺料理のフォーなど、記事に書かれている内容をより詳しく調べて学んでいる子もいました。

 今後はより多くの学校と交流を持ち、森田から世界へつながるルートを開拓していけたらと思います。

1年生 英語で「福井のおすすめのもの」を紹介しよう

 1年生の英語の授業で、ALTのニコラス先生の友人で、パイロットをされているクリスさんに「福井のおすすめのもの」を紹介するという活動を行いました。以前、1年生あてに「友人のニコラスに会いに、福井を訪れたいから、おすすめのものを教えて」というビデオレターを送ってくれたクリスさん。今回は、それにお答えするために、森田の教室とカナダを中継で繋ぎました。

 日本では午前11時頃でしたが、クリスさんのいるカナダ北部のバフィン島(北極圏!)は、前日の午後8時頃でした。クリスさんの現在地を地図で見て、そこがあまりにも地球の北部だったので、生徒たちはびっくり。気温は-14℃、風が吹き荒れれば-40℃にもなる極寒の地から、森田中の1年生と話ができることを、クリスさんは楽しみにして下さっていました。

 初めてのオンライン対話に、生徒たちはガチガチに緊張しつつも、タブレットで写真を見せながら、既習事項を総動員して活動に取り組みました。越前そばや羽二重餅、恐竜博物館などについて、ガチガチに緊張しながらも一生懸命話す生徒たちの話を、クリスさんは質問やコメントを交えながら聞いて下さいました。そんな温かいクリスさんの様子に、生徒たちも楽しく会話をすることができました。

 その日の「あゆみ」には、「緊張したけれど、クリスさんが優しく聞いてくれたので、自分の言いたいことを伝えることができた」「自分の英語が通じて嬉しかった」「またこういう機会があったら挑戦したい」といった感想が多く見られました。

 実際に福井を訪れてみたいと考えているクリスさん。もしかしたら、生徒たちが画面越しではなく対面でクリスさんとお会いする日も近いのかもしれません。その際は、生徒たちが紹介したように、福井を丸ごと楽しんでもらいたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

送って下さったビデオレター

1年生 英語のグリーティングカード

 英語の授業で、誕生日や感謝を伝える際の「グリーティングカード」について学習しました。教科書にはカードの書き方が載っているのですが、今回はちょっと頑張って英語で手紙を書くことに挑戦しました。

 お手紙の宛先は、カナダのサンタさんです。カナダ郵便(Canada Post)では、毎年クリスマスシーズンになると、世界中から届いたサンタさんへの手紙に、それぞれ無料で返信をくれる"Santa letter program"というものを実施しています。

 生徒たちは、カナダ郵便が公式で出しているテンプレートを参考にしながら、学校生活のことや自分の好きなもの、将来の夢など、思い思いのメッセージを書いていました。

 完成した手紙は、既に森田の郵便局からカナダに向けて旅立ちました。カナダに到着するまで日数がかかるので、お返事が返ってくるのは、冬休み明けになると思います。

 カナダのサンタさんは、皆さんのお手紙に、どんな返信をしてくれるんでしょうね。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年道徳 心地よい聴き方を考えよう

1年生の道徳の授業では、ポジティブ教育にあるプログラム「ピア・サポートトレーニング」の中の『心地よい聴き方を考えよう』に取り組みました。

最初に、担任の先生から、ピア・サポートは仲間を助けることで、トレーニング(仲間づくり、困っている仲間の話を聴く、仲間同士で問題解決を行う)を通して、ピア・サポートする力を付けていくというお話を聞きました。

今日の課題は、「心地よい聴き方を考える」です。3つの聴き方の演技、最初の聴き方は、相手の言っていることをスルーしたり、話している人の顔を見ず、よそ見したりしながら聴く演技、二つ目は、あげ足をとったり、失礼な言い方で反応したりする演技、三つ目は、うなずきながら、時には相手の言っていることを繰り返して丁寧に聴く演技の動画を見て、感じたことを発表しました。腕を組んで聴く態度や相手をいらだたせるような反応、相手の行為に対して失礼な返答をする様子に気付いて発表していました。

先生から、漢字の「聞く」と「聴く」の違いについて、漢字のつくりをヒントにしたクイズが出され、生徒は二つの「きく」の違いを知りました。「聴く」の漢字の中には、耳、目、心のつくりがあり、中でも心が大切という話がありました。

次に、班になって、三つの聴き方を体験したり、その演技を観察したりする活動を行って、心地よい聴き方について考えました。感想は、タブレットのロイロノートを使って書きました。この後、感想を交流します。

相手を大切にする心は、態度で伝わります。相手を大切にすることは、相手の話を丁寧に聴くことで、相手の思いを理解することです。心地よい聴き方を上達させて、ピア・サポートできる力を付けてほしいと考えています。

 

3年生の授業の様子~体育の球技~

3年生の体育の授業は、バレーボールとハンドボールを選択して行っています。

授業を参観するのは2回目ですが、どのクラスも、とても上手です。バレーボールは、滑り込んでボールをつないだり、トスを上げてスパイクしたり、ハンドボールでは、パスをつないでシュートをしたりしていました。とても楽しそうでした。

3年生は今学力診断テストに向けて、本気で取り組んでいます。その中で、体育の授業は、体を動かして汗をかいたり声を出したりする体力づくりだけでなく、ストレス発散や一層勉強に集中する心づくりにつながるなと感じます。

これは、体育の授業の話ではないのですが、今日、校舎周りの安全点検をしていると、気付いた3年生の生徒さんが、「ありがとうございます!」と声を掛けてくれました。おかげでやる気がぐんぐんわいてきたし、とてもうれしかったです。

 

1年生理科~状態変化~

ロウを使って、液体から固体に状態変化した時の、質量と体積について調べました。

電子天秤を使って、質量を量ります。0.1単位のグラム数がなかなか定まらず、先生から、「机に体重を載せると電子天秤が不安定になります。」という指導を聞くと、素早く机から手を離し、みんなで電子天秤の数値に注目しました。その後、液体のロウの最上部を確認して、ビーカーに印付けしました。

氷水で液体のロウが入ったビーカーを冷やし、固体になるのを待ちました。

待っている間、今度は、エタノールで、液体から気体の状態変化と質量・体積の変化について、観察しました。先生の演示実験です。エタノールが温められて、袋が少しずつ膨らむ様子を確認しました。「体積がすごく増えた。」と誰かのつぶやき。「じゃあ質量は?」

ロウも少しずつ固まってきました。中央がへこみ、体積が少なくなっていることが分かりました。でも、質量を量っても変化しません。電子天秤の値が定まらないと、「机から手を離して」と仲間同士で指摘し、学びを生かしている場面もありました。「なんで質量は変化しないの?」という新たな疑問がもつ生徒もたくさんいました。

3年生 数学の授業~2次関数 変化の割合~

3年生は、2次関数で変化の割合の学習をしていました。

まずは、前回の復習。y=1/2x²で、(-6≦x≦2)のとき、yの変域を求める問題。高校では、変域のことを値域と言うよ、と高校の学習にもつなげます。

生徒が前に出て、黒板で解きます。先生曰く、「お、いいまちがいをしたよ」。その生徒は先生と対話をしながら解き進め、間違いを修正していきました。他の生徒も、正しい解き方を一緒にたどっているようでした。先生は、解き方のポイントをしっかり押さえます。

次の問題、y=ー1/3x² 同じ生徒がリベンジマッチと称して、もう一度前に出て解きます。「ちょっとまって。こわいんやけど。」と、ちょっと緊張気味の様子。それでも、今度は、一人で正解して、周りから拍手。友達の説明を聞きながら、自分の間違いを修正している生徒もいます。自主性を感じます。

生徒のはっとする新しい考えを、机間支援で先生は上手に拾い上げます。

一次関数の変化の割合と比べて、その違いを生徒自身が気づき、先生は、そこに気付いてほしかったと価値付けます。

最後に、y=1/2x²で、xが1から99まで変化するときの変化の割合を求めます。クイズのようでした。

これも、生徒が正解し、みんなに説明しました。難しかったけど、個人的にもとても勉強になりました。

2年生 英語の授業

2年生の英語の授業で、お世話になった人に英語で手紙を書く授業を行いました。

小学校の時の担任の先生に書く子、友達に感謝を伝える子など、宛先は様々です。

生徒たちは、思い出話に花を咲かせながら、一生懸命に取り組んでいました。

書きたい思いはたくさんあるけれど、それを英語で表現することが難しい!

生徒たちの質問で、黒板はかつてないほどに英文で埋め尽くされました。

すでに学習した表現が、意外とたくさん使えることに気づいてほしいな!

1年生 英語の授業

1年生の英語の授業に、授業後半から参観すると、「今、自己紹介のスライドを作っていたところでした。見てほしかったー。」の声。 

残念~。でもその後の、学習もとても一生懸命でした。

教科担任の先生から、「次からの勉強は、少し難しくなります。それは、自分のことではなくて、自分以外の人を主語とする英文になるからです。」(三単現のsの登場)みんな先生の話に、耳を澄ませていました。その導入は、自分のきょうだいを紹介する学習です。

ペアになって、メグ役、ジョシュ役になって、「I have a brother[sister].の文に続けて、きょうだいを紹介する会話をしました。

じゃんけんで(じゃんけんももちろん英語です)どちらの役になるか決めて、始めます。

ペアを変えながら、どちらの役でも会話ができたら終了。教科書に、誰とペアになったかを書き込んで、先生に伝えにいきます。先生からは、シールをもらえます。

とてもよい表情で、進んで、会話に挑戦していました。がんばっていました。

また、このクラスは、よりよい学校生活を送れるように、目標を決め、決めた目標を掲示しています。

みんなでこの目標を意識して、頑張っている授業でした。