カテゴリ:授業の様子
3年生技術の授業~ラジオ作り~
3年生の技術の授業の様子をお伝えします。
技術では、ラジオ作りをしています。できあがると、四角くて、木目模様のかわいいラジオです。
今日は、まず、スピーカー増幅回路を作るための練習として、はんだづけの復習をしていました。はんだづけは、2年生でLEDライトを作ったときにした以来久しぶりだそうですが、みんなの様子を見ていると、慎重に丁寧に作業していて、とても上手でした。
「楽しい。」「早く作りたい。」という声が聞かれました。
1年生理科 溶岩を流そう
三国サンセットビーチの砂を、七輪で炭を燃やした熱で溶かして、溶岩を再現しました。3年生の先輩や福井大学の方も実験のお手伝いをしてくださいました。
溶かした砂は、山に見立てた砂山に流し込み、その様子を観察しました。白い砂は、溶けて真っ赤になり、まさにマグマでした。途中失敗もありましたが、2回目は無事成功。溶岩は、カクセン石の成分で暗緑色でした。授業者から、「実際に溶岩が流れる様子を見て、命を守るにはどう行動したらよいかという視点で考えることも大切です。」という話がありました。
3年生最後の授業③
最後は、理科です。
最後の授業は、自分で探究したい内容について実験計画を立てて取り組みました。
静電気チェッカー作り、イカの解剖、スライムづくり、片栗粉のダイラタンシーの体験、メントスコーラーの実験をしていました。自分でやりたいことを決め、準備物から用意し、実験の手順を考え、やってみる。先生の指示は、安全面以外ほとんどありません。班で協力して、夢中になっていました。きっと何回かは作ったことがあるだろう、スライム作りでも、砂鉄を入れて磁力で動く工夫。大人は思いつかないような発想です。
中学校を卒業後も、自分のやりたいことを見つけて、挑戦。うまくかないことこそ学ぶチャンスと考え、try and errorからのlearn!森田中学校は、いつまでも3年生の皆さんを応援しています。
3年生球技大会~バスケットボール~
今日は、待ちに待った球技大会です。シュートが決まっても決まらなくても、「わー」「きゃー」という声や、「がんばれ」の応援、拍手など、体育館は熱気であふれていました。また一つ、卒業に向け、みんなとのよい思い出ができましたね。
3年生最後の授業
3年生の授業は、今週で終了になります。来週からは、学活や球技大会、卒業式の練習になります。
そこで、今週は、3年生の授業風景を中心にお伝えします。
まず、音楽の授業。卒業式で歌う歌の練習をしていました。男子生徒は力強く、女子生徒は柔らかな歌声。卒業間近の3年生の歌声には、3年間の成長や様々な思い出がぎゅっと詰まっているようで、また、選曲した曲の歌詞はこれまでのみんなに寄り添っているようで、胸が熱くなります。
次は、美術。ステンドグラスで卒業制作をしていました。どの作品からも、表現したい思いやわたしはここにいるという存在感が伝わってきます。デザインした絵に光に透かすと、キラキラ輝きます。とってもきれいでした。3年生の未来のようです。
全員が仕上がったら、写真をブログにアップします。
1年生 技術科の授業
1年生は、木材加工の授業で、「部屋に使えるもの」をテーマに、棚を作っています。
何に使うかという目的を考え、強度、高さ、仕切りの付け方等を設計しました。
そろそろ仕上げの段階でした。作った感想を聞くと、「のこぎりで木を切るのがむずかしかったー。」と言う生徒もいました。自分で作った作品は、世界でたった一つです。大事に使ってほしいなと思います。
ようこそ!先輩~石盛町の織工房「風美舎」の澤田勝さん来校~
来校してくださった澤田さんは、森田中学校の卒業生です。外部の方による授業は、出前授業やゲストティチャーと言われたりしますが、タイトルを『ようこそ!先輩』としました。
澤田さんのお仕事は、織布工。カラミ織りによる、お坊さんの法衣生地や法衣織物の織布技能に卓越し、今年度の優秀技能者として福井県より表彰されました。
ご自分が作った『もの』を実際見せて、自分がやってきたことを伝えたいという思いをもってくださり、授業を引き受けてくださいました。
澤田さんの話から、織物の糸のことや、昔戦争でパラシュートに使われたり、車に装備されているエアバックに使われていたり、石油が原料の合成繊維でユニクロのエアリズムが開発されたり、炭素で作られた繊維で車や飛行機の機体が作られたりしていることなど、織物の活用例なども分かり、繊維は多様で、その可能性は宇宙まで広がっていることを知りました。中には、陸上選手だったカール・ルイスが世界記録を出したときに履いていたシューズまで紹介してくださいました。
カラミ織りをしている人はあまりいません。澤田さんは、カラミ織りの仕事をとても長く続けておられます。作られた法衣は、お寺の多い京都で使われることが多いのですが、京都で商売をするのは、簡単なことではないそうです。しかし、澤田さんの技術は非常に信頼されていて、このことこそが長く仕事を続けることができる所以です。
今日紹介してくださった技術の一つの、モアレ模様。モアレ模様は布が重なってできる縞、干渉縞(かんしょうじま)のこと。繊維だけでなく写真や印刷でできる干渉縞は、あまり好ましくないものとされています。しかし、澤田さんは、逆転の発想で、この縞をデザインとして活用します。作られたのが、看板やインテリア照明。とても幻想的で素敵でした。生徒から、「進路でデザイン科に進みます。モアレ模様を商品にできた発想がすごいです。この発想力はどのように高めますか。」という質問があり、「展示会などいろいろなものを見て、勉強し、自分は何をしたらよいかを考えました。モアレ模様はだめという考えがありましたが、逆に活用できるのではないかと思いつきました。いろいろなものに触れるのが大事です。」というアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
1年生の音楽と家庭科の授業
今日は、1年生の音楽と家庭科の授業をお伝えします。
1年生の音楽は、ギターを弾く学習です。まず、ギターという楽器の特徴を知ったり、ギターの部位の名称を覚えたりしてから、ドレミを弾けるようにします。そして、きらきら星と聖者の行進の曲に挑戦します。難しい指使いですが、少しずつなれてきているようです。
家庭科は、ブロッコリーとハムと卵の炒め物を作りました。休み時間の間に身支度を調え、手際よく作業を進め、あっという間にできあがっていました。とてもいい匂いでした。おうちでも、ぜひ作ってくださいね。
ジョハリの窓~自分の意外な一面に気付く~
1年生は、これから無数にある進路から自分が進む道を選んでいきます。そのために、自分自身を深く知るための活動を行いました。
最初に、自分が当てはまると思う性格の項目を、25個の中から4個選びます。次に、5人グループになって、メンバーに当てはまると思う性格の項目を4つずつ選び、ふせんに理由を書きます。そして、ふせんを交換し、「自分も他人も知っている」「自分は知っていて他人は知らない」「自分は知らなくて他人は知っている」の3つに分類しました。
3つの分類から、生徒は、自分が思っている自分と他人が思っている自分との違いに気付いていました。また、自分では気付いていなかった自分を大切にしていきたいという生徒もいました。3つの分類の結果から、自分のコミュニケーションの取り方も分析できているようでした。
今日の学活と総合的な学習の時間
1年生は、新入生を迎える会の準備をしました。タブレットを上手に使っています。1日の生活の流れ、生徒総会の説明、剣道祭の様子などなど、おのおのに伝えたい内容を考え、写真を取り込んだりイラスト入りのページを作ったりしていました。6年生のことを思い浮かべながら、もしかして、昨年度の自分を思い出しながら、分かりやすく、飽きられずに伝えるにはどうしたらよいかをについてのペアやグループで相談して作成していました。
2年生は、定期考査に向けての学習の時間でした。自ら進んで取り組む自主性を大切にしたいという学年の先生方の思いから、5教科5講座の中から、復習したい講座を自分で選んで受講したり、自習したい人は、自習用の教室で自分のやりたい教科の復習をしたりしていました。先生たちは、生徒の学びをサポートし、勉強の仕方や復習のポイントを伝えたりしました。みんなとても真剣に取り組んでいました。