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「夢と探究を語るラウンドテーブル」丸岡高校✖️金津中学校✖️森田中学校
令和5年12月15日(金)
3年生の皆さんは、プラネタリウムでの学習の後、あわら市のあわら市中央公民館において、「夢と探究を語るラウンドテーブル」を開催しました。今回は、福井大学で開催されている福井ラウンドテーブルの生徒ポスターセッションに参加している丸岡高校、金津中学校、そして森田中学校で、これまで取り組んできた「探究を通した学び」を互いに実践報告し合いました。
最初に、代表生徒による3校の実践についてプレゼンテーションを行いました。森田中学校はSDGsプロジェクト実行委員の生徒がこれまでの「もりたSDGsプロジェクトの3年間の取組」を発表しました。金津中学校は「あわら考古学」「個人探究での取組」を、丸岡高校は「みらい共創」や「地域協働探究」など高校での探究を紹介してくださいました。
これをもとに、丸岡高校の山内校長、森田中学校の髙間校長からご講評やご助言をいただき、グループごとのラウンドテーブルへと移っていきました。テーブルは全43、ファシリテーターは丸岡高校2年生がしてくださいました。森田中3年生は「My story」という森田中学校での自分の実践や探究の学び、将来の夢をポスターにまとめ、グループのメンバーに紹介しました。
互いの実践報告後、「良いところ、魅力探し」というテーマで、気づいたことや互いの実践の素敵なところを、「円卓ん」のボードに書きこんでいきました。共通するキーワードをボードの中央にまとめ、最後に奥村くん、塚本くん司会のもと、全体共有がされました。
「森田中学校、金津中学校、丸岡高校がこうやってつながることで、また新しいことが生まれると感じた。」
「中学生でもしっかりと探究に取り組んでいて、高校での探究もさらにいいものにしたいと刺激を受けた。」
「金津中学校は一人一人がしっかりとテーマを設定して、探究に取り組んでいてすごかった。」
「森田中学校は探究と自分のこれからの生き方についてもつなげて考えていたのがすばらしかった。」
「森田中学校は地域だけでなく、ASEANやOECDなど世界とつながろうとしているのに驚いた。」など
互いに感動したこと、学んだことを交流し合っていました。
最後に福井大学教職大学院の西川先生から「中学校から自分でテーマを設定して、探究し、学んだことを語れることに感動しました。このような経験は将来につながる大切な力になる。また高校生活や社会でも、探究での学びを活かしてください。」とメッセージをいただきました。最後にみんなで記念撮影をしました。今後も、学校がつながりをもっていろんなことにチャレンジできるスタートの学びの場となりました。
2年生 からだのつくりと働き<探究学習>
2年生の理科の授業では、からだの仕組みについて班ごとに分かれ実験や解剖を行いました。
アミラーゼの仕組みについて調べた班は,、だ液の代わりに大根おろしを用いて、デンプンがアミラーゼによって糖に分解されることを確かめました。
解剖では鳥の心臓を使い、血液がどのように流れているかをつまようじを使って観察をしました。
肝臓を用いた班は、オキシドールをかけ、肝臓の酵素がオキシドールを分解し、酸素が出てくることを線香を用いて確かめました。
骨と筋肉の仕組みは、手羽先を用いて、引っ張ったり皮をはいだりして調べました。
人体の肺の仕組みを調べた班は、実際にペットボトルと風船でモデルをつくり、肺の動きを再現をしました。
刺激と反応をテーマにした班は、意識して起こる反応にかかる時間をストップウォッチを用いて調べました。
各班、テーマををもち、発表に向けて実験を行い、レポートを書いていきます。
探究的な授業はそれだけ難しくもありますが、思考力が深まってもいきます。