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3年生ポジティブ教育~ピア・サポート 気持ちを読み取ろう~
先週、アップした2年生のポジティブ教育~ピア・サポート 気持ちを読み取ろう~は、3年生も取り組んでいます。
3年生のあるクラスは、アイスブレイクの絵しりとりを少し長めにして、リラックスした雰囲気で始めました。
2年生と同じ授業内容なのですが、3年生の反応を見ていると、少し大人に近づいているように感じました。
まずは、1つめのトレーニング。担任の先生が引いた気持ちカードを、表情や態度で表して、何のカードを引いたか、みんなで当てていきます。先生の引いたカードは、『甘え』で、先生の表現を見るたび、みんな大騒ぎです。先生の表現があまりにも上手だったので、生徒からは、「甘えだけは引きたくない」と笑いながらのつぶやきも。最初は、恥ずかしさからか、なかなか進まなかったのですが、「大丈夫」とか「どんまい」とか無言で肩を組んで励ますなど、このクラスらしい仲間同士の心の交流がありました。
2つめのトレーニングでは、「今日先生が家に来るの」のせりふを、引いた気持ちカードで伝えるエクササイズでは、1回目のトレーニングよりも、和やかな雰囲気でした。友達の表現を見て、「それは『期待』の表現ではないよ」とか「甘えなら、こうするといい」とか、演技指導?がはいるなど、相手の表現を真剣に受け止めていました。
活動が終わって、先生から、「表情1つで伝わり方が違う。言葉だけでなくジェスチャーも受け止めると、聞き方が変わってくる。言語、視覚、聴覚全ての情報で相手の気持ちを読み取ろうとしてほしいし、それを意識して伝えてほしい。」という話がありました。生徒からは、「みんなに見せたくない感情があったけど、授業で楽しくできてよかった。」「感情は読み取るのが簡単だと思っていたけど、やってみて難しいと感じた。」「身振りを意識して伝えてなかったけど、意識すると相手に伝わりやすいと分かった。」という感想がありました。