カテゴリ:授業の様子
2年生 英語の授業
2年生の英語の授業で、お世話になった人に英語で手紙を書く授業を行いました。
小学校の時の担任の先生に書く子、友達に感謝を伝える子など、宛先は様々です。
生徒たちは、思い出話に花を咲かせながら、一生懸命に取り組んでいました。
書きたい思いはたくさんあるけれど、それを英語で表現することが難しい!
生徒たちの質問で、黒板はかつてないほどに英文で埋め尽くされました。
すでに学習した表現が、意外とたくさん使えることに気づいてほしいな!
1年生 英語の授業
1年生の英語の授業に、授業後半から参観すると、「今、自己紹介のスライドを作っていたところでした。見てほしかったー。」の声。
残念~。でもその後の、学習もとても一生懸命でした。
教科担任の先生から、「次からの勉強は、少し難しくなります。それは、自分のことではなくて、自分以外の人を主語とする英文になるからです。」(三単現のsの登場)みんな先生の話に、耳を澄ませていました。その導入は、自分のきょうだいを紹介する学習です。
ペアになって、メグ役、ジョシュ役になって、「I have a brother[sister].の文に続けて、きょうだいを紹介する会話をしました。
じゃんけんで(じゃんけんももちろん英語です)どちらの役になるか決めて、始めます。
ペアを変えながら、どちらの役でも会話ができたら終了。教科書に、誰とペアになったかを書き込んで、先生に伝えにいきます。先生からは、シールをもらえます。
とてもよい表情で、進んで、会話に挑戦していました。がんばっていました。
また、このクラスは、よりよい学校生活を送れるように、目標を決め、決めた目標を掲示しています。
みんなでこの目標を意識して、頑張っている授業でした。
3年生ポジティブ教育~ピア・サポート 気持ちを読み取ろう~
先週、アップした2年生のポジティブ教育~ピア・サポート 気持ちを読み取ろう~は、3年生も取り組んでいます。
3年生のあるクラスは、アイスブレイクの絵しりとりを少し長めにして、リラックスした雰囲気で始めました。
2年生と同じ授業内容なのですが、3年生の反応を見ていると、少し大人に近づいているように感じました。
まずは、1つめのトレーニング。担任の先生が引いた気持ちカードを、表情や態度で表して、何のカードを引いたか、みんなで当てていきます。先生の引いたカードは、『甘え』で、先生の表現を見るたび、みんな大騒ぎです。先生の表現があまりにも上手だったので、生徒からは、「甘えだけは引きたくない」と笑いながらのつぶやきも。最初は、恥ずかしさからか、なかなか進まなかったのですが、「大丈夫」とか「どんまい」とか無言で肩を組んで励ますなど、このクラスらしい仲間同士の心の交流がありました。
2つめのトレーニングでは、「今日先生が家に来るの」のせりふを、引いた気持ちカードで伝えるエクササイズでは、1回目のトレーニングよりも、和やかな雰囲気でした。友達の表現を見て、「それは『期待』の表現ではないよ」とか「甘えなら、こうするといい」とか、演技指導?がはいるなど、相手の表現を真剣に受け止めていました。
活動が終わって、先生から、「表情1つで伝わり方が違う。言葉だけでなくジェスチャーも受け止めると、聞き方が変わってくる。言語、視覚、聴覚全ての情報で相手の気持ちを読み取ろうとしてほしいし、それを意識して伝えてほしい。」という話がありました。生徒からは、「みんなに見せたくない感情があったけど、授業で楽しくできてよかった。」「感情は読み取るのが簡単だと思っていたけど、やってみて難しいと感じた。」「身振りを意識して伝えてなかったけど、意識すると相手に伝わりやすいと分かった。」という感想がありました。
2年生 からだのつくりと働き<探究学習>
2年生の理科の授業では、からだの仕組みについて班ごとに分かれ実験や解剖を行いました。
アミラーゼの仕組みについて調べた班は,、だ液の代わりに大根おろしを用いて、デンプンがアミラーゼによって糖に分解されることを確かめました。
解剖では鳥の心臓を使い、血液がどのように流れているかをつまようじを使って観察をしました。
肝臓を用いた班は、オキシドールをかけ、肝臓の酵素がオキシドールを分解し、酸素が出てくることを線香を用いて確かめました。
骨と筋肉の仕組みは、手羽先を用いて、引っ張ったり皮をはいだりして調べました。
人体の肺の仕組みを調べた班は、実際にペットボトルと風船でモデルをつくり、肺の動きを再現をしました。
刺激と反応をテーマにした班は、意識して起こる反応にかかる時間をストップウォッチを用いて調べました。
各班、テーマををもち、発表に向けて実験を行い、レポートを書いていきます。
探究的な授業はそれだけ難しくもありますが、思考力が深まってもいきます。
2年生ポジティブ教育~ピア・サポート 気持ちを読み取ろう~
今年度から取り組んでいる、ポジティブ教育<ピア・サポート>。どの学年も、生徒に必要な時期を考えて、計画的に実施しています。
今日の授業は、<ピア・サポート>プログラムの1つ、「気持ちを読み取ろう」
まずは、班ごとに絵しりとりを行って、アイスブレイク。お互いの絵を見てリラックスし、よい雰囲気で授業がスタートしました。
まず、メラビアンの法則(人と人とのコミュニケーションで影響を与える、言語情報、聴覚情報、視覚情報の割合)の紹介。55%は、どの情報かを考えさせました。正解は、視覚情報。(言語情報はたったの7%!)このことを体感するために、気持ちカードを使うトレーニングに、グループごとに取り組みました。
最初は、裏返しにしてある、9個の気持ちカードから、各自1枚引き、そこに書いてある気持ちを表情や身振りで表現するトレーニングに挑戦しました。
次に、せりふ「今日、先生が家に来るんだ」を、引いた気持ちカードの気持ちで言うトレーニングをしました。
どちらも、演技というか表現に手こずったり、あまりにも分かりやすく表現するので「おー」とか「上手!」の関心の声が上がったりしていました。
トレーニングを終えての振り返りでは、「人は、視覚情報から相手の気持ちを読み取りやすいと分かった。マスクをしていると気持ちを読み取るのが難しい。」「言葉で伝えるよりも、動きを目で伝えた方が伝わりやすいと思った。」「気持ちを相手に伝えることは難しいし、読み取ることも難しいと感じた。」「声、表情、動きで相手の気持ちを読み取ることができるから、これからの生活で、相手の表情などを見たり自分の声や表情を気にしたりしながら生活するようにしたい。」という感想を共有しました。