心が温かくなる掲示物の紹介

生徒玄関と玄関から教室につながる職員室前にある、掲示板の紹介です。

玄関には、生徒会が企画した、『新年の漢字コーナー』。「みなさんが思う新年の漢字を一文字で表してください」と案内されています。掲示板には、それぞれの思いで選んだ漢字が貼られています。ちなみに、私は「支」を書いて貼りました。その字のとおり、みんなを支えますという決意からです。生徒のみんながどんな思いでその字を選んだかも知りたくなります。

廊下には、『頑張れ3年生』。3年生に、全クラスから1つずつ送られたメッセージが絵馬に書かれています。3年生のみなさん、森中全員が応援していますよ!私立高校入試まで約1週間、県立入試まで約1ヶ月。悔いのないよう全力で勉強、面接練習に励んでください。

『心の広場』のコーナーには、金色と銀色の星。そこには、自分のクラスのよいところが書かれています。その隣には、「心のバケツとひしゃく」のお話の紹介。皆さんは、このお話を知っていますか。人は誰でも心の中にバケツとひしゃくがあって、周りの人に何かするごとに、バケツの水が増えたり減ったりする。バケツが水で満たされれば心は満足するし、逆に空っぽになると最悪の気分に。ひしゃくは、相手のバケツの水をくみ出す役目をする。相手が嫌がることをすると、心のひしゃくで相手のバケツの水をくみ出して、減らしてしまう。と、同時に自分のバケツの水も自然と減ってしまう。相手の喜ぶようなことをすれば、相手の心のバケツの水は増えるし、自分のバケツの水も増える。心のバケツを思いやりの心やポジティブな気持ちでいっぱいに満たすと、心は幸せで強くもなる。というお話です。目に見えない心の変化を、バケツの水やひしゃくで想像するのも自分の行動を振り返ることに役立ちます。自分も周りの人も人権を尊重し、思いやりのある言動に気を付け、心のバケツを満たしてほしいです。(出典 心のなかの幸福のバケツ 著ドナルド.O.クリフトン)