2年生レジリエンス~自分の強みを見つけよう~
今年度から取り組んでいる、ポジティブ教育の一つのレジリエンス教育。レジリエンスは、竹のように、折れない心、逆境に負けない心をもち、ストレスがあっても、跳ね返したり、特にはスルーしたりするなどしなやかに対応する力と言われています。レジリエンスを生徒に身に付けてもらうことが目的です。
レジリエンスを身に付けるには、①支えてくれる人をもつ、②自分の「強み」をみつける、③自分はできるという感情を育てる、④「好き」というポジティブ感情を育む、という4つのトレーニングがあります。
2年生は、②の「自分の『強み』を見つけよう」に取り組みました。
24個ある強み(例えば、誠実さ、忍耐力、向学心、知的柔軟性、コミュニケーション能力、思いやり、希望、感謝、ユーモア、自己コントロール、寛容性、公平性など)を先生に紹介され、その強みが書かれた24枚のカードを使って、進めていきました。
まずは、自分の強みを同じ班員の人に教えてもらう活動。カードを使い、その人の強み(よいところ)について、なぜそう感じるかの理由もそえて伝えました。「(私の強み)そうかなー」と言った時の表情はうれしそうです。
次は、自分が強みと感じているところを、班のみんなに伝えました。「あってる」「わかる」と言われていました。このときも、なぜそう感じるか、自分のことを班の人に伝えることができている人もいて、素晴らしいと感じました。
そして、自分がほしい強みを考える時間。自己コントロールや、リーダー性、謙虚さ、コミュニケーション能力など、しっかり自分のことを考えていることがいいと思いました。
最後の感想は、「自分では思ってもいない強みを教えてもらって、びっくりした。自分の強みを見つけることができてよかった。」「人にはそれぞれ強みがあって、その強みを認め合うことが大切だと思った。自分の強みを磨いていきたい。」と今日の活動をしっかり振り返ることができました。少しずつ、レジリエンスを高めてほしいです。また、高めていけるよう、しっかり支えていきたいです。