学校ブログ
1年生 認知症サポート講座を受講しました
1年生は、九頭竜包括支援センターの方による認知症サポート講座を受講しました。
講座のタイトルは「認知症を知って自分のできることを考えよう」
森田地区では、小学校4年生と中学校1年生が受講していますが、1年生はコロナ禍の影響で初めての受講です。
本校の1年生、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでいるの割合は半分弱でした。森田地区は、老人の割合と認知症を患っている方の人数が多いそうです。
年をとることについて、今の自分と比べて考えました。覚えられない、忘れる、いつ、どこ、そして自分が誰か分からない、計画を立てて行動できない、新しいことができないといった症状があります。さらに、認知症と物忘れの違いについても知ることができました。
具体的に、道に迷っている老人の方を見かけたときの適切でないか変わり方をする寸劇を見て、講座を通して学んだことを生かして、どう声をかけたり接したりするとよかったかを班ごとに考えて、学年全体で共有しました。
家族だけでなく、地区の問題として、認知症の方の人権を大切にし、心の杖となるような、さりげなく自然とお手伝いができるサポーターになることが大切だと考えました。
校舎の周りにライトを設置しました
県PTA連合会の「安心・安全」事業推進助成金で、ソーラーパネル付きライトを6つ購入し、先日施設技師さんが設置してくれました。
学校が安全な場所になるように施設面での整備です。人などに反応して、ライトが付きます。ソーラーパネル付きなので、電池交換が不要です。
図書館へ行こう3~図書館リニューアル~
図書館の本の並びが新しくなりました。
本を探しやすくするために、福井市の図書館を参考に、ラベルを見直しし、並べ方を変えました。
カウンターの左横から、時計回りに、本の分類番号0から9へと本が並んでいます。本は、棚の、左の上から右下に向かって並べるルールがあります。本は、分類番号順、あいうえお順に整理されていて、とても探しやすくなりました。
分類番号1の哲学や宗教の本は、落ち着いて探したり見たりできる場所に配置。いろんな本に心が動くきっかけとなるように、同じ本の単行本と文庫本は分けずに同じ本棚に置くこと。小説とエッセイを同じ棚に置いて文学が出会う場にしたこと。などなど、学校司書の先生の思いが至るところに散らばっています。
分類番号9の(文学)の蔵書が多く、全国でも課題になっているそうです。本校でも全体の45%が文学なので、今後は文学以外の本を増やしていきたいと考えておられます。
本の整理をすると、何の本が足りないかが見えてくるそうです。本の整理を通して、みんなの学びが豊かになるように、知のバランスをはかってくれているように感じます。
学校図書の先生と私が読んでみたいと思った本も紹介します。
みなさん、図書館へ行こう!
3年生の授業の様子~体育の球技~
3年生の体育の授業は、バレーボールとハンドボールを選択して行っています。
授業を参観するのは2回目ですが、どのクラスも、とても上手です。バレーボールは、滑り込んでボールをつないだり、トスを上げてスパイクしたり、ハンドボールでは、パスをつないでシュートをしたりしていました。とても楽しそうでした。
3年生は今学力診断テストに向けて、本気で取り組んでいます。その中で、体育の授業は、体を動かして汗をかいたり声を出したりする体力づくりだけでなく、ストレス発散や一層勉強に集中する心づくりにつながるなと感じます。
これは、体育の授業の話ではないのですが、今日、校舎周りの安全点検をしていると、気付いた3年生の生徒さんが、「ありがとうございます!」と声を掛けてくれました。おかげでやる気がぐんぐんわいてきたし、とてもうれしかったです。
新校舎工事だより2
2年生校外学習~嶺南へ~
10月26日(木)、校外学習が行われました。
2年生は「Let's enjoy 嶺南 together!」のテーマのもと、敦賀市、美浜町、若狭町の嶺南地方へと行きました。
午前中は、敦賀きらめきみなと館にて、敦賀市役所新幹線誘客課の方のお話をいただきました。
敦賀市では、新幹線による観光客の誘致のため、新幹線開業が決まった10年以上前から、様々な取り組みを行っているというお話しをいただきました。また、様々なイベントも行っているが、それもすべて市役所主導ではなく、民間の方の企画であるということをで、官民一体となって取り組んでいることを学びました。
また、市役所の方から、「自分たちの街の魅力を言えるようにしておいてくださいね。」というお言葉をいただき、生徒たちは、森田のいいところや、おいしいお店について何を紹介しようかと考えていました。
午後からは、クラス別に美浜町や若狭町へ行きました。
1,5組は、美浜町エネルギー環境教育体験館「きいぱす」 に行き、電気エネルギーに関する事項を学んだり、発電体験をしたり、体重移動で操作する乗り物「インモーション」を体験したりしました。電気を多く使う電気製品は何かを考えたり、どうしたら節電になるかを教えてもらったりしました。
2,3,4組は、レインボーライン山頂公園に行きました。天気に恵まれ、非常に見晴らしが良く、三方五湖を一望することができました。ソファに寝そべってのんびりしたり、足湯を楽しんだりしました。
3組は、年縞博物館に行き、水月湖に眠る年縞についてのお話をお聞きしました。年縞から、世界各地の様々な出土品等の年代測定で「ものさし」となるということを聞いて、生徒たちは古代へ思いを馳せていました。
4組は、海浜自然センターに行きました。嶺南に生息する魚などを観察したり、ふれあいコーナーでウニやヒトデなどとふれあったりして、海の自然についても学ぶことができました。
それぞれのクラスで、充実した活動となりました。普段は体験できない嶺南の自然を味わい、生徒たちも全員満足していました。
1年生理科~状態変化~
ロウを使って、液体から固体に状態変化した時の、質量と体積について調べました。
電子天秤を使って、質量を量ります。0.1単位のグラム数がなかなか定まらず、先生から、「机に体重を載せると電子天秤が不安定になります。」という指導を聞くと、素早く机から手を離し、みんなで電子天秤の数値に注目しました。その後、液体のロウの最上部を確認して、ビーカーに印付けしました。
氷水で液体のロウが入ったビーカーを冷やし、固体になるのを待ちました。
待っている間、今度は、エタノールで、液体から気体の状態変化と質量・体積の変化について、観察しました。先生の演示実験です。エタノールが温められて、袋が少しずつ膨らむ様子を確認しました。「体積がすごく増えた。」と誰かのつぶやき。「じゃあ質量は?」
ロウも少しずつ固まってきました。中央がへこみ、体積が少なくなっていることが分かりました。でも、質量を量っても変化しません。電子天秤の値が定まらないと、「机から手を離して」と仲間同士で指摘し、学びを生かしている場面もありました。「なんで質量は変化しないの?」という新たな疑問がもつ生徒もたくさんいました。
全校で薬物乱用防止教室
福井県警生活安全課のスクールサポーターの方による、薬物乱用防止教室を行いました。
担当の先生からの「人生は選択の連続。よい選択ができるように、正しい知識を身に付ける機会としていきましょう。」という言葉から始まりました。
スクールサポーターの方からは、薬物の種類(大麻や覚醒剤)は、1回使用しただけでも「薬物乱用」になること、脳に影響があり、乱用が続くと死に至ることもあること、法律が整備されてきており、所持しただけでも3年以下の懲役になること、中高生も逮捕されている事実、そして、大麻が薬物のゲートウェイ(入り口)、たばこが大麻のゲートウェイであり、喫煙の危険性についてのお話もありました。喫煙のきっかけが興味本位から、そして、その場の雰囲気であり、また、SNSやネットからの誤った情報も喫煙に対する興味を高めてしまうことも分かりました。みんなが真剣に聞いている様子が伝わり、防止教室を実施してよかったと感じました。最後に、友達に喫煙を誘われた場合の断り方について、二人の先生がロールプレイでやってみました。
後半は、各学年ごとに薬物に手を染めないためにどうしたらよいかについて考えました。
1年生は、行き先が不透明な状況でどう行動するかを考える(危険回避のためには情報収集が必要)、2年生は、喫煙を誘われたときにどう断るかを考える、3年生は、ストレス解消を考えるワークショップをしました。
生徒からは、「ネットには、『薬物は1回の使用なら大丈夫』など間違った情報が多く出回っているそうなので信じてしまわないように気を付けたい。」「薬物や飲酒、喫煙などをするとデメリットしかないことを知った。たまにインターネットで間違った投稿を見ることがあるので、だまされないようにしたい。」「みんなストレスを抱えていて、それぞれのやり方でストレス発散をしてることを知った。みんなでストレス解消法について話し合ったことを生かして、受験を乗り越えていけるといいと思った。」「班で断り方を考えて、たくさん学べた。特に、目上の人に誘われたら断りにくいと思うけど、きっぱりと断れるようにしたい。」という感想がありました。
今日から2学期スタート!
今日から、PTA地域教育委員会主催による挨拶運動が始まりました。各学年1組出席番号1番の生徒の保護者の方から順番に、すべての保護者の方にお願いしています。挨拶の推進を目的にしています。保護者の方が参加してよかったと感じるような挨拶をしていきましょう。
そして、2学期始業式。校長先生から、4月からの目標の『気』を振り返り、これからの『気』である、『本気』についてのお話がありました。2学期に取り組む、校外学習、進路説明会、学力診断テスト、確認テスト等本気で取り組むこと、真剣に本気で取り組んでいる人はみんなから応援される、そうすると運もよくなる。本気を表に出して、頑張り、互いに高め合ってほしいというお話をいただきました。
続いて、生徒会、委員長、学級長の認証式。代表の生徒は認証状を受け取り、みんなから温かい拍手がありました。みんなの本気を引っ張ってくれるリーダーです。よろしくお願いします。
最後に、タブレットの使い方について担当の先生からお話がありました。夏休み中に、一人一台タブレットがそろい、ICTを活用しての学習が充実していきます。デジタルシティズンシップを身に付けるために、個人保護や人権尊重について大切な話でした。ルールを守って正しいスキルやマインドを身に付けていきます。
森田わくわく学びフェスタ(MLB・森田ラーニングベースボール)
生徒も教員も一緒に学びの場を企画して、共に学び合おうという「森田わくわく学びフェスタ」
秋休みの今日は午前中、校庭において、野球をみんなで楽しみながら学び合う「MLB(Morita Learning Baseball)」が開催されました。最初は小雨でしたが、野球部とバレーボール部の生徒の皆さんがグランド整備をしてくださいました。
1年生〜3年生、そして教員、保護者、総数50名近くがプレーヤー、応援として参加しました。野球部キャプテンの坂口くんの号令に合わせて、全員でランニング、準備運動、ダッシュ、キャッチボールとウォーミングをアップをした後、4チームに分かれ、3イニングのトーナメント形式で試合を行なっていきました。
記念すべき第一回開催の優勝チームは、女子メンバーによるAチームでした。「楽しかった!受験勉強の良い息抜きになりました。」「やっぱり高校へ行ったら野球続けたいな!野球って楽しいな」と3年生の参加者。「先生たちと一緒に試合ができるって楽しいですね。」と1年生の参加者。「久しぶりに野球をした。肩が痛いです。」と教員の参加者。生徒も教員も、野球の楽しさやチームプレーの大切さ、企画や準備の方法を共に学ぶ貴重な時間となりました。
野球部の皆さん、運営していただきありがとうございました。